2月10日の新宿の駅前の様子ですが雪がかなり降ってきました。2月10日から2月11日にかけて関東甲信を中心に警報級の大雪になる恐れがあることから2月10日から首都高速道路の一部区間が計画的に通行止めとなり、鉄道や空の便にも影響が出ています。
都心の雪はこれからどうなっていくのでしょうか。
東京都心でも雪が舞う!帰宅の足に影響は?
宇井五郎記者。
雪はどんどんと強くなってきました。この時間になり雪の粒はしっかり大きくなってきたことが確認できます。足元は白く薄っすらと雪が積もっていますが、削るとシャーベット状の雪が積もっています。
東京・八王子市の高尾山の午後7時ごろの様子です。20cm以上の積雪だということです。新宿でも夜10時をまわり人通りが少なくなってきました。きょうはこの雪を見越して帰宅の足も早まったようです。
50代の男性。
このぐらいの雪だったら前回(1月)の大雪のときよりはましだなと。
1月は雪が積もったから転んで大変だった。
アウトドア用品店ではある用品の売れ行きが好調でした。
ほぼ完売 人気商品とは?"大雪でなくても要警戒"
新宿駅近くにあるアウトドア用品「エルブレス新宿店」。
店内には滑らない靴のコーナーが設けられていました。
エルブレス新宿店の髙橋大介店長。
今すぐにでも使うというお客様が来ているので、やはり雪対策という感じ。
どれも雪や氷に対応したソールになっています。
30代の女性。
雪に慣れていない人がそういったところを歩くと自分がけがをするだけじゃなくて、周りの人にも迷惑をかけてしまう。
また、靴の裏に取り付けるタイプの滑り止めグッズが飛ぶように売れていて、在庫が100個ほどあったこちらの商品はすでに残り3個となっていました。
月曜日から売れ始めて、きのう一気に80個くらい売れて、残りももうわずかになった感じ。
と、ちょうどそのとき…
40代の女性。
引っ越しで家が坂道が多いところになったので。
それもあって、今回家族のために買った。
あごから地面に落ちて雪の上に出血してしまった。
1月6日に東京を襲った大雪では、実は当日よりも雪が止んだ翌日のほうが転倒事故が多く発生。これは路面の凍結によるもので、今回都心では警戒していたほどの雪にはならないかもしれませんが、決して侮ってはいけないといいます。
雪が朝方、凍ったりしたときにどうしても普通の靴だと氷の上では滑ってしまう。
東京都心でも大雪のおそれ!路面の凍結・転倒に注意
一夜明けた2月11日が危険な状況になります。ちょっとした傾斜も非常に滑りやすくなりますので、2月11日は3連休の初日ですがお出かけには注意が必要です。
関東甲信では2月11日の明け方にかけて雪の強まるところがある見込みで、2月11日の夕方までに降る雪の量は多いところ、関東北部で20センチ、東京23区でも5センチと予想されています。
気象庁は引き続き警戒するように呼びかけています。