10月9日、ファミリーマートとローソンは2019年3-8月期の決算を発表しました。
両社とも増益となりましたが店舗数で業界3位のローソンはあのデザートの好調が業績に大きく貢献しました。

株式会社ローソン
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ローソンが開いた決算会見。

純利益は1年前と比べて12%増え、201億円となりました。

その要因の一つとなったのが…
ローソンの竹増貞信社長、
「バスチー」というヒット商品を出して、その後もヒットが続いている。

フランスとスペインにまたがるバスク地方。

ローソンはここで生まれたバスク風のチーズケーキに目を付けました。

そこで今年3月、バスチーを発売。

すると発売から3日で100万個、8月までに2,000万個を売り上げ大ヒットを続けています。

バスチーについて街の人に聞いてみると、
知ってる。食べたことある。

おいしかったよ。

うちの会社の子も食べてた。ローソンでしょ。

めっちゃおいしい。味は専門店に近い感じでした。

バスチーが牽引役となり売上高にあたる営業総収入は1年前より5%増加。デザートの売上が大幅に増加しました。

「業績に与える影響としてバスチーはそんな存在か?」

ローソンに行けばおいしいデザートがあると。

「デザート」=「ローソン」。

お客様に認知いただけるようになってい一番大きいバスチーの役割。

株式会社ファミリーマート
[blogcard url="https://www.family.co.jp/"]
一方、ファミリーマートは出店基準を見直したことや総菜の売上が好調だったことを受け純利益は1年前と比べ26%増え、381億円でした。

増税の影響については…
ファミリーマートの澤田貴司社長、
現段階でコメントすることは控えたいが、キャッシュレスに関しては明らかに増えてきている。

消費税増税の影響については直接の言及を避けましたが、キャッシュレス決済についてはこの1週間で5%ほど増え、今後の来客につながると期待しています。

イオン株式会社
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消費の落ち込みへの対策として国が補助金を出すキャッシュレス還元事業。

大手コンビニチェーンの傘下でもフランチャイズの店舗ではキャッシュレス決済をすると2%の還元が受けられます。

しかし大規模なスーパーなどは補助の対象外。

そんな状況に疑問の声を上げるのがイオンの岡田元也社長。

ごく少数なところでキャッシュレスが決められ景気対策としてはめこまれた。

問題は今回のようなむちゃくちゃな事が堂々と行われたこと。
