極東産機株式会社
僕たち上場しました!2019!

やって来たのは兵庫県たつの市にある極東産機という会社。

社長室で待ちに待っていたのが・・・
どうぞよろしく。

極東産機3代目、頃安雅樹社長。

がっちりマンデーからお声をかけてもらいびっくりしました!

仲間に入れるのがとっても嬉しいです。

「加藤さん、進藤さんに挨拶を・・・」

加藤さん、進藤さん、やっと仲間に入れて頂けました!

どうぞよろしくお願いします!

ちょっぴり緊張気味の社長ですが、まっ、とにかく、
僕たち上場しました!

2018年9月にJQスタンダードに上場!

良い社員に囲まれて最高!

これまたド緊張な社員さん、会社が上場して気分はどう変わりましたか?

気分は・・・同じですけど。

上場してもこれまで同様頑張るってことですよね。
ところでこの会社、一体どんなビジネスで上場した会社なんですか?

職人の手仕事を自動化・省力化していろんな産業機械を作ってる!

極東産機は工場で働く職人さんをラクにする産業機械を作っている。

中でも極東産機の代表作が・・・

コンピュータ式畳製造装置。

畳製造装置?

コンピュータ式畳製造機「コンパクトライン」
これまで畳作りといえば畳屋さんが手作業でやっているのが普通でした。

ところが大きく分厚い畳を人の手で仕上げるのは大変な手間と時間がかかる。

これを超簡単に!きっちりこなしてくれるマシンを世界で初めて極東産機が作り出した!

それがコンピュータ式畳製造機、その名も「コンパクトライン」。

このマシン、そのスピードがとんでもないらしい。

有限会社頃安畳商店
実際に使っている畳屋さんによると・・・

たつの市の頃安畳商店の頃安孝之さん、
手縫いでは1日6枚しかできない・・・

「この機械だと1日どのくらい?」

機械でやると120枚ぐらい。
「1日!?」

「全然違いますね。」
そうなんですよ!

生産力がアップするし時間も短縮できる!

なんと手作業の20倍のスピード!

畳作り
実際にコンパクトラインを使った畳作りを見せて頂くと・・・

まず1号機で畳のベースとなる畳床を正確にカット。

2号機で畳表を縫い付けていきます。

今度は3号機で畳のへりを縫い付ける。

そのへりを折り返してから4号機で最後はきれいに仕上げ縫い。

しかも、この縫い付け畳を付ける時は剥がれないようにしっかり縫う「かまち縫い」。

仕上げの際にはへりを折り返して縫う「返し縫い」と微妙に違う。

昔から伝わる技法をそのまま再現しているからというからスゴい!

職人の仕事は最低でも3年。

機会が全部覚えている。

職人の技を機械で見事に再現できるのにはワケが!
実は極東産機、畳そのものを手作りで作っていた老舗メーカー。

全日本柔道連盟公認の畳やお風呂に敷いて使える畳、棺の中に敷いて使う畳など、その畳作りのノウハウを機械に入れ込むことで世界で初めて畳の全自動製造機の開発に成功!





ちなみに先程のコンパクトライン、フル装備でなんとお値段3,300万円!

それでも国内の畳屋さんの実に4割が極東産機の畳製造機を使っているというからこれは相当がっちり!

でも極東産機には畳マシン以上に売れている儲かり機械が!

ズラリと並んだこちらの機械、一体何だと思います?

なにやらローラーのようなモノがついていますね。

完成するとこの姿に。

この機械、なんと日本な内装職人さんの実に9割が使っている超おなじみのモノらしい。

加藤さん分かりますか?

正解は・・・

自動壁紙糊付機!

自動壁紙糊付機「アスリードアレックス」
極東産機の一番の売れ筋機械、自動壁紙糊付機、その名も「アスリードアレックス」。

内装職人さんが貼る壁紙に糊を自動でつける。ただそれだけの地味な機械ですが、これがバカ売れ!

大きな壁紙に糊を付けるとなると場所もとるし、1枚1枚時間もかかる!

糊を均一に塗らなければ壁紙が剥がれてキレイに貼ることもできない。

ところがこの自動壁紙糊付機だと壁紙の長さと枚数を入力するだけで、1枚わずか10秒ほどで糊を付けてくれる!


これが糊ですね。

ハンドクリームじゃないんで。

極東産機の壁紙糊付機担当、細井貴文さん、
糊付け作業が大変だった。その部分を省略化してる。

くるくる回るローラーで糊を付けるのですが、しっかり貼る端っこは糊が厚めに付くように計算。

お値段1台43万円と結構しますが、その使い勝手の良さでシェア90%!

「年商は?」

約90億。

もう一息で100億円。

「いきたいですか?」
いきたいです!

産業機械を極め、上場を機に年商100億円を目指します!

極東産機は自動化・省力化の産業機械でがっちり!




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