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[WBS]コクヨ・イケア 未来のオフィス!揺れるイスに位置情報も…[コクヨ株式会社]

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こちらは11月4日午前8時ごろの品川駅の様子です。緊急事態宣言が解除されて1ヵ月あまり、会社に出勤するようになった人も多いのではないでしょうか。

楽天ではこれまでの原則週3日出社を今月から週4日出社に、そして東芝は10~20%以下としていた出社率目標を今月から40%以下に引き上げました。これからは出社と在宅を組み合わせた勤務が主流になるかもしれません。

こうした中、11月4日に国内と海外のオフィス家具メーカーがこれまでとは違った次世代のオフィスを発表しました。

コクヨ株式会社

[blogcard url="https://www.kokuyo.co.jp/"]

11月4日から始まったオフィス家具大手「コクヨ」の展示会。

鵜飼祥記者。

こちらも新商品の一つです。このブースには音を吸収する素材がたくさん含まれていて社内でWEB会議をやっていても隣に作業している人には音が聞こえにくいということです。

社員の半数は出社しつつ、会議はオンラインなどコクヨは今後、出社とテレワークを組み合わせたハイブリッド型が勤務の主流になると見て商品を開発。会社でも周りを気にせずWEB会議に入れる商品などを多く投入しました。

ただオンライン会議だとスムーズに行かないのが…

コクヨのワークスタイルイノベーション部、鈴木健一部長。

「ホウレンソウ」の会議は多くの企業がオンラインでできると実感している。

オフィスに来る意味はアイデアを出したり、楽しく会議し新しい価値をつくり出すこと。

そこで開発したのがこちらの揺れる椅子。

この椅子は非常に立ちやすい。

モニターで議論する、ホワイトボードを使ってアイデアを可視化しやすくするため開発した。

体を動かしたり楽しくないといいアイデアが出ないので、演出できることが重要。

コクヨの調査によるとテレワークによって一人でやる作業の生産性は13%向上。しかし社員が複数で会話することで生まれるイノベーションは起きにくくなったといいます。

個人の作業効率は非常に上がっていると言っていい。

組織としての競争力は高まるかというと、皆さんそこには疑問を持っている。

そのためコクヨは今年、自社のオフィスを全面的に改装。

そこには従業員の接点が生まれる仕掛けを作りました。

こちらのフロアの特長の一つが「社長のおごり自販機」という自販機です。二人が社員証をかざすとそれぞれドリンクが無料で買えます。ドリンクを飲みながら雑談ができるということです。

導入したのはサントリー食品インターナショナルが開発した自販機。ドリンク代は後日、社長が払うということです。

実際、社員が使っていました。

たまたま会ってドリンク行こうと。

こういうツールがあるので会話のきっかけになる。

人とのつながりを感じられるし、他愛のないこと、ちょっとした相談もできる。

出社する意味もある。

自分の部署と違うことをしていて新しい視点、勉強になる。

また管理職が座るのは一人用のデスクではなくテーブル。話しかけやすい雰囲気を作ります。

また社内では社員の滞在場所をスマホと連携して把握。他部署の従業員との接触が少ない社員には交流することを促します。

「オフィスに行くとできること、行かないとできないことの整理が必要か?」

行ったときに誰かと会える楽しみもある、ただ楽しいだけでも仕事は進まない。

何か得られて自分がどう成長できるかという機会をいかにつくれるか。

企業側が非常に努力しなければいけないポイント。

仕事をする場所からプラスアルファの価値を求められるオフィス。今年に入りオフィスを見直す企業が増え、コクヨのオフィス部門の売り上げは過去最高となっています。

家具の世界最大手もオフィスの改装ニーズを狙って動き始めています。

イケアの日本本社にやって来ました。イケアはコロナ禍に合わせて新しくオフィスをリニューアルしたということなのでどんな内容なのか取材してきます。

一時テレワーク率100%だったイケア。先月から週2日の出社に変更し、それに合わせてオフィスを刷新しました。

イケア・ジャパンの小山寛さん。

こちらはチャットスペース。

コミュニケーションを取りたいときにゆったりと話ができるスペース。

イケアも個人の作業スペースを大幅に減らし、フロアのおよそ4割をこうした従業員同士が気軽に話せるスペースに変更。

テーブル席だけでなく、足を伸ばし自宅のようにリラックスして会話ができる場所も設けました。

これまでは毎日従業員がオフィスに来て黙々と業務をしていたが、コロナ禍で正直業務は自宅でもできる。

だからこそオフィスに来た時にはお互いにコミュニケーションを図る。

心の密を求めるというニーズが強く出てきている。

今回の改装をきっかけにコロナで変わったオフィスのあり方を提案したい考えです。

イケアが狙いを定めるのがイノベーションを起こすことを大企業以上に求められるベンチャー企業などです。

よりクリエイティブを求める、コミュニケーションを促進したいと思っている中小企業の人たちを手伝えるところは多い。

新しいアイデアを生み出したいというニーズを持つ人にはオフィスの持つ意味は大きい。

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