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[WBS] 【ロングセラー研究所】ポテトチップスをはじめて量産販売した株式会社湖池屋

2016年3月8日

ワールドビジネスサテライト(WBS)

ポテトチップスをはじめて量産した国内企業知っていますか?
カルビー株式会社?
いいえ株式会社湖池屋なんです。

株式会社湖池屋

[blogcard url="http://koikeya.co.jp/index.html"]

日本初の量産型ポテトチップスを製造した偉大なる企業様です。
日本初の量産型ポテトチップスは「塩味」ではなく「のり塩」だったんです。

高度成長期、東京都の人口が1,000万人を突破した1962年。
小さなお菓子メーカーだった湖池屋の創業者、小池和夫さんは偶然行った飲み屋でアメリカ産のポテトチップスに出会います。

その美味しさに惚れ込んだ小池和夫さんはポテトチップスの開発・製造を試します。
そして日本人に合ったポテトチップスを発見。それが「のり塩」だったんです。

その当時は一斗缶で出荷して煎餅屋などで量り売りがされていました。

その5年後の1967年に日本初の量産化に成功。
今のような小袋で販売されるようになります。

2015年の株式会社湖池屋の売上は量産化開始時の140倍になっています。
ポテトチップスの販売累計は約51億袋にもなるそうです。

アメリカ生まれのスナックに日本人好みの味付けで新市場開拓。

時代に合わせて改良

原料の海苔は入荷する時期によって塩加減が違います。
調味料の配合や粒子の大きさを変えて味を調整しています。

のり塩の味は2014年11月頃に変更になっています。
味の濃い商品が人気のトレンドになっているのでより塩を感じられるようにしたそうです。

時代に合わせて調味料を調整。常に受け入られる味に改良。

ポテトチップスの種類

株式会社湖池屋では派生商品のポテトチップスを含めると42種類のポテトチップスを販売しています。
その中には「みかん味」や「苺のショートケーキ味」など変わったものもあります。

このようなチャレンジ製品が株式会社湖池屋の強みなんです。
ユニークで楽しくて、バカまじめが株式会社湖池屋の特徴と現社長の田子忠社長は言います。

先日放送されたガイアの夜明けで特集されたエースコック株式会社と似ていますね。

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独自の路線を大切に守り、固定のユーザーを惹きつける。
このような経営のできる企業はユーザーによって守られると思います。

ネット限定販売のポテトチップス

[blogcard url="http://shop.koikeya.co.jp/shop/g/g10786-c/"]

湖池屋工場直送便ポテトチップス

工場で作られた翌日に出荷される工場直送のポテトチップス。
1箱6袋入りで1,980円。

できたてのポテトチップスは本当に美味しいそうです。
湖池屋工場見学ではできたてのポテトチップスが食べることが出来るそうです。行ってみたいけど開催日が未定。

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