キリンホールディングスは2月14日に2015年から続けてきたミャンマーでのビール事業から撤退する方針を決めたと発表しました。

キリン ミャンマーから撤退決定!軍景企業との事業継続 困難で
キリンは2015年にミャンマーの地元ビール会社「ミャンマーブルワリー」に出資して以来、ミャンマーの国軍系企業である「ミャンマー・エコノミック・ホールディングス」と合弁でビール事業を手掛けてきました。


去年2月に発生した軍によるクーデターを受け、合弁事業を解消し、ミャンマーでの事業継続を目指していましたが、交渉が難航し撤退を最終的に決断したといいます。


今後はキリンが保有する合弁会社の株式を軍とは関係のない企業などに売却し、今年6月末までにミャンマー市場から撤退したいとしています。

キリンホールディングスの磯崎功典社長。
この状態で交渉をずっとやっていたら膠着状態で先に進まない。

多くのステークホルダーに大変なご迷惑をおかけすることから、どこかで決めないといけない。

ただグローバル展開は全然諦めていない。
