[WBS] 「企業インフラ」で子供を守る!自販機のお茶に小型カメラ?

ワールドビジネスサテライト(WBS)

新潟市で小学2年生の女の子が殺害された事件をはじめ、子どもが被害を受けるニュースが後を絶ちません。

こうした中、子どもの見守りに自動販売機や電柱など、街中にある企業のインフラを活用しようという取り組みが始まっています。

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キリンビバレッジバリューベンダー株式会社

坂本圭記者、

街なかにある一般的な自動販売機ですが「みまもり」と書いています。

どこで見守っているかというと、ここなんです。

商品サンプルに開けられた小さな穴に小型カメラが内蔵されています。

7月3日、キリンビバレッジバリューベンダーが東京の西新井警察署と合同で発表したのは新型の防犯機能付き自動販売機です。

西新井警察署の福山隆夫署長は

街に死角をなくして通学路や公園の安心・安全を確保していきたい。

強みは自販機の社会インフラとしての機能を生かしていることです。

カメラの電源は自販機から供給されます。

新たな電源は必要なく24時間録画することが出来るのです。

録画されたデータは警察が持つ特定のパソコン以外では再生できません。

万が一、カメラを盗まれてもデータが外部に漏れることはないといいます。

さらにこれまでになかった機能も。

従来の自販機に取り付けられていた防犯カメラは高い位置に置かれていました。

そのため、帽子をかぶってしまうと上から人の顔を認識できません。

しかし今回は、人の目線の高さに防犯カメラを置いたため人の顔がはっきりと認識出来るようになったといいます。

年内に足立区内で30台が設置される予定です。

一方、キリンビバレッジにもメリットが。

防犯機能を備えることで自販機の増設につながると見込んでいるのです。

キリンビバレッジバリューベンダー・営業企画部の吉村大吾部長代理は、

売れる場所は競合他社の競争も激しい。他社の自販機と差別化するために一つの付加価値として防犯カメラが機能すると思う。

人通りの少ない売上の低い場所にも設置できるのでは。

東京電力ベンチャーズ株式会社

一方、東京・府中市で子供の見守りサービスの実証実験を行っているのは東京電力ホールディングスです。

東京電力ベンチャーズの杉浦賀彦さん、

電柱に設置している基地局(受信機)。

東京電力が活用するインフラはこの電柱。

箱の中に入っているのはごく一般的なブルートゥース受信機です。

そして子供には発信機を持たせます。

実際に見守りサービスを体験したいと思います。

ランドセルにつけて相内優香キャスターが実際に背負ってみました。

歩いて電柱のそばを通ると受信機が電波をキャッチ。

すると保護者のスマートフォンに「A地点を通過」「B地点を通過」などとメッセージが送られます。

東京電力は府中市内の通学路の電柱などにおよそ100個の受信機を設置。

その他、渋谷区でも実証実験を進めていて、将来は月額500円程度で広く提供する方針です。

東京電力の570万本の電柱が街の至る所にある強みを生かせている。

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