ヨークタウン足利店
栃木県足利市にあるショッピングモール「ヨークタウン足利店」。
午前9時半にオープンするや否や、店内の一角に子連れ客の行列ができます。
ここに来るのは何回目?
3回目。
きのう来て、あまりにも喜んだので今日も来た。
連日並んでしまうほど子供たちが夢中になる理由とは?
キッズピアあしかが
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子供たちが駆け込んでいくのは「キッズピアあしかが」。
広さ1,500m2の巨大な遊び場です。
週末はオープン前に200人ほどが並びます。
1日に約1,000人を受け入れますが、朝の時点で入場券が売り切れてしまうこともあります。
多彩の遊具
人気の理由の1つ目は遊具の多彩さです。
全身を動かして遊ぶアクティブゾーン、珍しい遊具が揃っています。
キッズピアあしかがのマネージャー、阿由葉洋平さんによると
デンマークの会社が作っている、ちょっと変わったジャングルジム。自分で考えながら進むことが出来る。
ドイツ製の長いプレイハウス。
階段で2階に上がっていくと小さなトンネルを四つん這いになって進んだり、下りる時は滑り台になっていたりと遊び心満載です。
他にもたくさんのボールを敷き詰めたボールプールゾーンや、様々なタイプの三輪車が人気のサーキットゾーン、2歳までの子供を対象にしたベビーゾーンなど合わせて6つのゾーンがあり子供を飽きさせません。
いろいろなおもちゃや遊具があるので子供は楽しそう。
人気の理由2つ目は
1枚ウレタンマットが入っているので、ちょっと転んでも痛くないから思い切り遊べる。
子供がケガをしにくいように衝撃を吸収するクッション性が高いマットを敷いています。
だから子供が思い切り飛び跳ねて遊ぶトランポリン状の遊具も設置できます。
サイバーホイールと呼ばれる遊具でクルクル回っても安心です。
お客様は
遊ばせる場所が最近ない、公園は遊具が限定される。
理由料金
人気の最大の理由が80分遊べて、子供も大人も1人100円という料金です。
都内にある類似施設は30分で1人500円ほどするので、10分の1以下の価格設定です。
実は遊具の初期設置費用として1億円、そして年間3,000万円の運営費を足利市が補助しているのです。
足利市の和泉聡市長は市民のニーズに応えるために、この投資を決めたといいます。
雨の日でも風の日でも、子どもが裸足で駆け回れるような施設があったらうれしいという声をたくさん頂いた。3,000万円は決して高い買い物ではないと思っている。
足利市
足利市の人工は減少傾向にあり、このショッピングモールでも空きテナントが目立っていました。
そこに遊び場ができたことで、子供用品のお店も新たに出店しました。
人の流れが明らかに、このかいわいで変わってきた。いい効果を発揮している手応えがある。
行列ができる遊び場。そこには若い人を街に呼び込みたいという市の強い思いがありました。