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[WBS]【THE行列】ケンタッキー「食べ放題」![日本ケンタッキー・フライド・チキン株式会社]

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ケンタッキーのチキンが食べ放題で楽しめるというレストランが注目されています。

一体どのような狙いがあるのでしょうか?

日本ケンタッキー・フライド・チキン株式会社

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平日の午前9時頃。

営業開始前のショッピングモール内を歩いていくと何やら人だかりが…

その行列に次々と人が加わっていきます。

お待たせ致しました。

整理券を配り始める頃にはおよそ100人に。

土日には200人が列を作ることもあるといいます。

2回目、前回は並んでいていっぱいだったので再チャレンジ。

「何の行列?」

ケンタッキーの食べ放題。

行列が目指していたのはあのケンタッキーの新しい店。

しかも全メニュー食べ放題!

KFC Restaurant

去年11月にオープンしたケンタッキーフライドチキンの新業態「KFC Restaurant」。

目玉はケンタッキーの定番商品、オリジナルチキンの食べ放題です。

ホカホカのチキンをお客様が好きなだけ取って食べることが出来ます。

どこの部位だろう?

コレはでかい。

実はケンタッキーで提供しているチキンは使われている鶏の部位によって全部で5種類に分かれています。

深い旨みが特徴のリブ(あばら)や肉質の柔らかいキール(胸)などそれぞれ味や食感が違います。

普通の店ではお客様は部位を選ぶことは出来ませんが、ここでは自由に食べ比べができるんです。

この男性が夢中で食べていたのが鶏の脚にあたるドラムという部位。

これだけを食べるのが夢。選べないじゃないですか、通常店だと。

ここで思い切り食べますよ。

食べ放題の値段は平日のランチタイムで80分1,980円。

通常の店ではチキン1ピースが250円で売られているため、8ピース食べればほぼ元が取れる計算です。

お客様はここぞとばかりに次々とチキンを皿に乗せていきます。

そしてがぶり、かぶりと一心不乱に頬張ります。

10個以上食べられればいいかなと。食べられると思う。

安いと思う。

1年分食べようかと。

その他、チキンナゲットやビスケットなどの定番メニューも食べ放題。

さらに、

ここでしか食べられないメニューがある。

こういうスープカレーとかもすごくいい。

オリジナルメニュー

ビュッフェに並んでいたのはおよそ50種類に及ぶオリジナルメニューです。

なかでも人気はポテトやソーセージを蒸し焼きにした料理。

ケンタッキーの創始者、カーネル・サンダースのレシピを元に作りました。

こちらもお客様から好評だというスープカレー。

チキンと相性が合うよう独自にスパイスを配合。チキンを浸して食べるのがオススメです。

こうしたここでしか食べられないメニューももちろん食べ放題です。

ケンタッキーの狙い

連日盛況なこのレストラン、ケンタッキーの狙いはどこにあるのでしょうか?

日本ケンタッキー・フライド・チキンの新井晶子広報部長、

ケンタッキーはハレの日に強い。年1~2回しか使わないお客様が多い。

「食べ放題行ってみよう」というのをきっかけに来店してもらい、日常的にケンタッキーを使って欲しい。

これまでクリスマスなどのハレの日需要が収益の柱となっていたケンタッキー。

日常的に店に足を運ぶお客様を増やすために一昨年から500円ランチを始めるなどの新しい取り組みを行ってきました。

ケンタッキーはさらに食べ放題というイートインに特化した店舗を出すことで日常的な食事体験につなげたいといいます。

通常店はテイクアウトが7~8割、イートインが2~3割。

食事をゆったりしたスペースで体験してもらい、ケンタッキーの味を再度確認してもらい、またお店で体験してほしい。

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