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[がっちりマンデー] 魚市場や青果市場だけじゃない!「あなたの知らない市場」(2)

2016年11月20日

魚市場や青果市場だけじゃない!「あなたの知らない市場」

株式会社マルウ

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愛知県弥富市。

この辺りに活気のある市場があるらしいのですが、人気がありません。

株式会社マルウの伊藤恵造社長、一体何の市場なのか見せてください。

ご案内します。

ついて行ってみると、

金魚の市場。

金魚の市場

こちらは100年の歴史を誇る、株式会社マルウが主催している日本金魚卸市場

実はこの愛知県弥富市、東京都江戸川区、奈良県郡山市と並ぶ金魚の日本三大産地の一つなんです。

今、弥富には3ヶ所の市場があり、年間で約100回開催されている。月曜日・水曜日・金曜日の週に3回、弥富で開かれている。

競りにかけられる金魚は年間3,000万匹以上

斜陽産業と呼ばれている金魚業界ですが、最近ではオシャレな金魚のアートアクアリウムなど、金魚を使ったディスプレイも人気で良い金魚は高く売れます。

こちら日本金魚卸市場は毎回20人ほどの買付人が全国から集まる人気ぶり。

「今日はどちらから?」

千葉の方から来まして、ここでしか出ない金魚があるので。

東京の方から来ました。種類が一番揃う。この市場でしか出ない生産者さんの金魚が目当て。

金魚の種類

この市場は金魚の種類がとにかく豊富。

「丹頂」、「東錦」、目が上についている「頂点眼」、鱗が光って見える「桜錦」、身体がまん丸の「ピンポンパール」、「水泡眼」など腕利きの生産者さんが育てた20種類以上の金魚が一同に集まるのです。

中には、

色が他の生産者と全然違ってスゴい赤い。

普通、金魚の色はオレンジですが、ここには真っ赤な金魚もいるんです。

そんな質の良い金魚を目で見て確かめてから買える。

だから全国から小売店や小売店に卸す業者が集まってくる訳です。

競り

競りが行なわれるのはお昼の12時30分。

小屋に皆さん集まっていますが、金魚は?

いました。小屋の床に水路が通してあり、担当のオバ様が外から金魚が入った木箱を順に流していく仕組み。

そして木箱ごと競り落としていきます。

でも金魚って、どの位の値段なのか?

「頂点眼」1匹の値段は250円

この日の目玉、かなり珍しくて形が最高の大型の「リュウキン」は、なんと1匹に15,000円の値段がつきました!

そして競りは、約1時間で終了。

5万匹の金魚が完売。

「おいくらぐらい使われるのですか?」

50万円前後か、調子に乗ると100万円いっちゃう時もある。血が上るとか、闘いだからね、やっぱり!

今日1日で買ったのは40万円近くぐらいです。

皆さん、結構使っているんですね。

売り上げ

「今日でどのくらいのお金が動いた?」

約400万円。

大体、1回で400~500万円の売り上げがあります。

その内、10%の手数料が市場の儲けになります。

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