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[WBS] 医療費抑制に秘策?ポイント貯めてディズニーへ!

2016年7月26日

ワールドビジネスサテライト(WBS)

日本健康会議

[blogcard url="http://kenkokaigi.jp/"]

日本商工会議所などの経済団体や自治体、医療団体などで構成される日本健康会議。

健康作りや医療費抑制を進めるために2015年7月に発足した際、「健康経営」に取り組む企業を500社以上にすることを掲げました。

その活動報告が7月25日に行われ、達成した企業は138社でした。

渡辺俊介事務局長は

まだ138社だが、5年以内で500社以上にする。

良い事例として評価された企業のひとつがコニカミノルタ株式会社です。

コニカミノルタ株式会社

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47歳を迎え体重の増加が気なりだした経営企画部の松﨑倫明さん。

これから上の階で会議があるので。

そう言うと、エレベーターには目もくれず、階段に行きます。

エレベーターは使わない?

いつも階段で行くようにしている。

松﨑倫明さんの健康意識が高い理由は会社が提供しているシステムにありました。

会社で配られた歩数計。パソコンに挿すだけ。

支給された歩数計をパソコンにつなぐと、松﨑倫明さんの過去の歩数の記録が表示されました。これは会社が提供する健康支援サービスで「1日1万歩を歩く」「階段を使う」など健康維持の目標を設定し、それを達成するとポイントがもらえます。

貯まったポイントは様々な景品やサービスと交換が可能。中には東京ディズニーリゾートの入園割引券もあります。

松﨑倫明さんの場合は

焼き肉に交換した。歩いて健康、食べて健康。

コニカミノルタ株式会社は従業員の健康が企業の成長に不可欠と考え、それまで別々だった会社と健保の健康管理活動を一体化する「コラボヘルス」と呼ばれる体制を2012年度から採用。

大きな効果を上げました。

健康管理グループリーダーの鈴田朗さんは

特定保健指導の対象者が2011年を100とすると、昨年は67まで減った。

今後は会社と健康保険組合が共同で健康に関する意識が低い従業員に働きかけ、全体の底上げを図りたいとしています。

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