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[WBS] 独占!コロナ禍の鉄道会社!マグロ観光復活への道![京浜急行電鉄株式会社]

2020年6月26日

ワールドビジネスサテライト(WBS)

京浜急行電鉄株式会社

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コロナ禍で鉄道会社にも変化が起きています。

それが都心と神奈川県の三浦半島などを結ぶ総延長80キロを超える京急電鉄です。

大江キャスターが向かったのは羽田空港国際線の駅。

幹部からコロナ禍の実情を教えてもらいます。

見えてきたのは都心から来る列車が到着する駅のホーム。しかし、これまでとは異なる光景が…

お昼の12時半を回ったところですがキャリーバッグを持っている方は1人もいませんでした。

京急電鉄鉄道本部、執行役員の櫻井和秀さん、

改札をたくさんのお客様が通過する時間だがいまは数えるほど。

この駅では航空会社の減便などの影響で5月の利用客がおよそ8割も減少。経営にも大きく響きました。

「決算にどれくらいの変化が?」

2020年3月期が鉄道事業に関しては25億円の減収減益。

国際線の就航が戻らないと鉄道のお客様も回復しない。

もう少し時間がかかると覚悟している。

国際線ターミナルを覗くと今も人はまばら。

さらに今後、これまで京急が独占してきた羽田空港路線にJRも参入するためお客様の取り合いが見込まれています。

新型コロナで通勤客は落ち込みましたが通常ダイヤを続けてきました。

医療に従事している人や社会機能に携われる人が多くいることがわかった。

移動を必要とする人がいる限りは平常運転を続けたいし、私達の使命。

鉄道事業とともに収益の柱になっているのが観光。

目の前で豪快に裁かれたのは三崎マグロ。京急が結ぶ三浦半島は新鮮なマグロを楽しめる人気の観光スポットです。

WBSでは今年2月、京急が新たに取り組む観光開発を取材していました。

それは電車でもバスでもなくヘリコプターで行く三浦半島観光。

「SKY RESORT MIURA」プロジェクト。

さらなる観光客の獲得を狙い今年中のスタートを目指していました。

しかし、その直後新型コロナで事態が一変。

3月25日、東京都の小池知事、

感染爆発の重大局面。

週末の外出を控えていただくように。

京急のレジャー施設も2ヶ月の営業自粛を経て今月再開しました。

松山拓生記者、

三浦にある京急の水族館ですがコロナの影響を受けてか今は閑散とした状態になっています。

入場者は以前と比べると5割ほど減少。

新型コロナの影響でレジャー・サービス事業は16億円の減収となっています。

さらに書き入れ時の夏を迎えますが三浦市は全ての海水浴場の開設を中止。

恒例の花火大会も中止になるなど京急にとっても厳しい状況になっています。

こちらは横浜市にある京急の本社。

窮地を立て直すため立ち上がったのは三浦半島での新規ビジネスを開発する特命のチームです。

担当の松井耕一さんたちが話し合っていたのは、

近くにトイレや風呂があるというのがキャンピングカーを初めて体験する人にとって親切。

キャンピングカーを使った観光です。

キャンピングカーで巡る旅は密を避けて移動できる。

非常に時代にあっていて良い。

電車へ三浦半島にいざなう新たな観光。車で自由に巡ってもらうプランです。

松井さんたちがこの日視察、そこには5メートルほどのキャンピングカーが…

中に乗り込むと意外にも、

高さがある。すごい解放感。

天井が高く、大人が軽々動けるほどの広い空間になっています。

一風変わったキャンピングカーも。

自分たちで作っていてウッドキャビンの様な車になっている。

壁には全て木材が貼られていてセミダブルのベッドがあります。

早速、松井さんも体験。

すごい快適。ベッドの感触が最高。

車の中とは思えない。

キャンピングカーは三浦半島にある京急の施設に止めてもらいマリーナなど既存の施設の利用も促したい考えです。

今年はこの美しい海に入れませんが、狙うは友人・家族連れなど気軽に楽しんでもらう観光です。

もっとたくさんのお客様に楽しんでもらえる可能性はある。

コロナと共存していくという前提の中で考えていけないがネガティブには考えたくない。

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