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[がっちりマンデー] 儲かるマニアック食品スーパーを大特集!(3)

2017年5月7日

儲かるマニアック食品スーパーを大特集!

カルディ

[blogcard url="http://www.kaldi.co.jp/"]

品川駅のお隣、ウィングr高輪の地下食料品フロアにあるカルディコーヒーファーム

どの辺がマニアックなのか株式会社キャメル珈琲店舗推進部の伊藤朱美さんに案内をしてらもらいます。

まずは入り口のコーヒーをお召し上がり頂いて…。

お店の入り口で無料で頂けるコーヒーをサービス。カルディのほとんどの店舗で行っていて25年前、まだ店の知名度が低かった頃、お客様を店内に呼び込む目的で始めました。。

「スゴイ商品数ですね?」

たくさんの商品を扱っております。

天井にまで届きそうなくらい商品が積み上がっています。

カルディの特徴

その商品のラインナップがカルディの特徴。

日本国内の食材も扱っているんですけど、世界中の面白い食材を扱っています。

どの棚を見ても普通のスーパーではまず見かけないものがズラリ!

紙パックのカレー「タイ産カレー」はタイからの直輸入で198円。見たこともないヨーロッパの調味料に、でっかいきゅうりの酢漬け「ドイツ産ピクルス(388円)」なんてものも。

いまバカ売れしているのはベトナム産のパクチーラーメン。1袋95円という値段で、

2014年の発売以来、300万食を売上げています。

人気のヒミツは結構多めの乾燥パクチー。電子レンジに入れてチンするだけでアッという間に完成。パクチーの香りに包まれます。

世界中から日本人が見たことのないマニアックな商品。しかも意外にリーズナブルっていうのがカルディの売りなんです。

そしてこのお店のもう一つの特徴が歩いているとなんだかゴチャゴチャしていてどこに何があるのか分からなくなるような、

「迷路みたいですね?」

宝探しのような感覚で店内をご覧頂けるように!

普通のスーパーはスムーズにお買い物ができるようジャンルごとに棚がキチンと並んでいますが、カルディは棚置き方に規則がないからお買い物が宝探しになるっていうことです。

お客様は、

楽しいですね。海外の商品がたくさんあって。

普段、他のお店で売っっていないような商品が見つかるのでたまに入ります。

カルディに来るお客様は買いたいものを最初から決めてくるのではなく、「なんか面白いものないかなぁ」と思ってやって来る人のほうが多い!だからあえて迷路みたいにクネクネさせているってワケです。

売上げBEST3

約3,000種類の商品の中で何が一番儲かっているのかカルディ売上げBEST3を発表します。

第3位、切り落とし生ハム。120gで338円。あっさりとした塩味が日本人好みの一品。

第2位、コーヒー豆のマイルドカルディ。200gで496円。入り口で配っているコーヒーがこれです。売り上げに貢献しているんですね。

そしてここ10年以上続くダントツの第1位がイタリア産のトマト缶。ざく切りになっていて使いやすく味がかなり濃いと評判で、

年間1,000万個売れています。

1缶98円と格安ながらこれだけで年間売り上げ9億8,000万円。

スタッフ

ザワークラウト(キャベツの漬け物)を接客中のスタッフ、宮崎美保さんが、ちょっと聞いてみましょう。

かなり食感も残っているので、具材のひとつとして楽しめますし、ちょっと酸味が、ここに写真があるんですが、ソーセージに添えるのが一般的な使い方。酸が効いているのでピクルス代わりに。お酒のおつまみにそのまま召し上がる方もいらっしゃいます。

カルディの数千を超える「見たことのない商品」をここまで説明できるのにはちゃんとワケがありました。

本社の会議室で行われていたのは、

ソースだけで食べてみたい。玉ねぎがたっぷりで食感も残ってますね。

ちょっとピリ辛くらいなんでぜんぜん食べられます。爽やかさ出しているくらいですね。

定期的に店舗スタッフが集まって新商品の試食会を行うってわけです。ワインなんかも飲んじゃったりしています。

やはり、どういう味か全くわからないので、お客様もお店で商品を見てどんな味っていう疑問も多い。スタッフで新商品を試食して味を知ってご案内できるようにしています。

こんな試食会もマニアック食品スーパーならではなんですね。

カルディは1986年に1号店をオープンして以来、ずっと右肩上がりに店舗数が増えていて現在は全国に390店舗を展開中。

ところでカルディを取材していてひとつ気になったのがお店の中には女性スタッフしか見かけないってこと。

お店はほぼ女性で運営しています。会社全体でも38%が女性の職場です。

なんと全従業員7,300人のうち7,000人以上が女性。きめ細かい商品説明は女性の方が向いているってことで採用を増やしていたらここまで増えてしまったそうです。

「男性がいた方がいい時もない?」

特に困る時はないです。

男はいらないって人によりけりですよ。

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