JUKI株式会社
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東京都多摩市にあるJUKI(ジューキ)という会社。
おはようございます。JUKIの石橋でございます。
開発センターの石橋次郎さん、石橋を叩いて渡る石橋さん。
「がっちりマンデー!!ご存知ですか?」
はい、よく観させて頂いています。
「結構観てるんですか?」
よく観てます!日曜日の朝ですね。
「何時ですか?」
え、えっと…8時半ですね!
「あ~7時半です。」
7時半か!
録画って事ですかね?
さて、JUKIが作る業電は何なんか?
教えてもらいましょう。
こちらがJUKIの業電です。
そこにあったのはミシン!
業務用ミシン
2018年で創業80周年を迎えるJUKIはアパレルメーカーの縫製工場で使われる業務用ミシンで世界No.1のシェアを誇る会社です。
2017年の売上はなんと1,000億円!
でも、そもそも業務用のミシンってお母さんたちが使う家庭用と何が違うんでしょう?
業務用ミシンは各工程ごとに専門化されている。
業務用の特徴はひとつひとつの工程を専用のミシンが請け負う完全分業制ってこと。
ひとつの工程に特化することでスピードとクオリティを徹底追求しているのです。
ボタン付けミシン

例えばYシャツなどのボタンだけを縫い付けるミシン。ボウルフィーダーと呼ばれる部分に大量のボタンを入れると、なんだかキチンと並んで一斉に移動を開始。
機械をブルブルと振動させることでボタンが渦巻状のループをせり上がっていくのです。
そして最上段にあるギザギザがポイント。ボタンは表側がくぼんでいます。だから表が下になっている場合はギザギザのところで傾いて落ちていきます。
上向きのものだけが選別されて先に進めるのです。
そうして運ばれてきたボタンを約1秒間で16針動いて縫い付けます。
家庭用のミシンだと30秒以上かかっちゃうというから驚きのスピードです。
国内で140万円になります。
ほかにもズボンのベルトを通すベルトループだけを縫い付けるミシンに、ジーパンのポケットだけを縫い付けるものなどJUKIには一芸に秀でた専用のミシンがいっぱい。
その数なんと1,000種類以上!
早さと品質がモットーの業務用ミシンでガッチリなJUKIですが、最近またまた新たな業務用を開発したらしい…
それが、
こちらが我が社の業電。最新の自慢のミシンになります。
AMS-251

JUKIの最新ミシン、2017年発売の「AMS-251」。
これは主に革製品などに縫い目で模様をつける飾り縫いをするもの。
石橋さん曰く、このミシンが今までにない独特の動きをするらしい。ミシンだけに、その動きに興味しんしん!
「グルグル動いてる!」

ミシンがグルグル回転しています。でも、これはどんなメリットが?
「縫い目をとにかくキレイに見せたい」というご要望にお応えして開発した。
今までのミシンはヘッド部分は固定したまま縫うものを前後左右に動かすっていうのが常識でした。
しかし、その場合は後ろ方向に縫うと前方向の時と比べて縫い目が微妙にねじれてしまいます。
ところがAMS-251はヘッド自ら回転し、常に正面から縫うのでねじれません。
従来の固定型で塗ったものを縫い目を比べてみると微妙な違いが分かります。
従来の縫い目は前方向に縫ったステッチと後ろ方向に縫ったステッチに若干見た目にズレがあります。
一方、AMS-251の方はすべてキッチリ!

バツグンにキレイな縫い目とあって世界中の縫製工場から問い合わせが殺到!
高級車のシートや高級ブランドバッグ作りにこのミシンが採用し始めています。
「高級車のシートってことは石橋さんの車にも?」
残念ながら私の車には使われておりません。
「これはお値段おいくらですか?」
1,300万円になります。
なんともお高い…
けど、それだけの価値はあるJUKIの業務用ミシン。
これはまだまだ儲かりそうです。
JUKIは業務用ミシンでがっちり!
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