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[WBS]連合初の女性会長を直撃!女性活躍・非正規どう対応[日本労働組合総連合会]

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労働組合の中央組織「連合」の新しい会長に芳野友子さんが就任しました。

発足以来初の女性会長になります。

芳野会長はテレビ東京の単独インタビューに応じ、女性が活躍できる企業環境の整備を訴えていく考えを示しました。

日本労働組合総連合会

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連合は都内で定期大会を開き、神津里季生会長の後任として芳野友子副会長を新たな会長に選出しました。

「ガラスの天井」を突き破るチャンスを逃してはならないと思い就任を覚悟した。

芳野新会長は55歳。ミシンメーカーJUKIの労組出身。2015年から連合の副会長を務めてきました。

今回、女性として初めて連合の会長に就任した芳野さんに話を聞きました。

「初の女性会長として組織の多様化をどう考えるか?」

連合30年の中で女性がトップに立つ意義はすごく大きい。

その意味では連合運動のすべてにジェンダー平等の視点を入れることが私の役割。

これまで連合運動に関わっている中で多くの女性リーダーと接することがあったが「ガラスの天井」で残念ながら活躍できなかった諸先輩がいることを目の当たりにしてきた。

ここで安心せずに一人でも多くの仲間が労働組合の中でも企業の中でも活躍できる環境整備に全力で取り組んでいきたい。

連合は1989年に組合員およそ800万人で発足しました。

しかし現在、組合員数は700万人ほどまで減少。背景には1999年の派遣法改正で非正規雇用で働く人が増えたことがあります。

「非正規雇用者の問題を連合はどうくみ取る?」

まさしくご指摘の通り。

決して正社員だけに向いているのではなくて非正規やフリーランスなど働いている人すべてに対して連合としては目配り・気配りしているつもりだが、なかなかそこに目が届いていないという状況もある。

どうしても企業の中に組合があるので少し限界的なところもあるかもしれないが、それを言っていたら働く人たち全体の底上げにはなっていかないと思うので今後どういうやり方がいいのか、その洗い出しもしながらやっていきたい。

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