経済活動というのは24時間眠ることを知りません。
もうすぐ日付が変わろうとしている深夜の時間でもさまざまな場所で人々が活動を続けています。
そうした深夜に動く経済現場に須黒キャスターが行っています。

ジャパンキャンピングカーショー
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須黒清華キャスター、
私は千葉県の幕張メッセにやって来ています。高級感たっぷりのソファにアイランドキッチン、そして暖炉まであるんです。

こちらはにはシャワールームもあるんです。

さらに奥には広々としたベッドがあります。

実は私がいま居るのは車で移動ができるキャンピングトレーラーの中だったんです。

この広々とした室内の秘密は車を止めた後にボタンを一つ押すだけで室内が伸び縮みするという仕組みになっていからです。

私が今日やって来ているのは2月1日から幕張メッセで行われるキャンピングカーの展示会場です。車の搬入はすでに終わっているんですが、明日からのイベントに向けて最終調整が行われているところです。

300台のキャンピングカーが展示されるということなんですが、中でも人気なのが輸入車のキャンピングカーです。

こちらもその中の一つということで中を見てみましょう。

こちらもラグジュアリーな空間です、宏いテーブルがありまして、コンロが3口もあるんです。電子レンジもありまして、こちらもベッドがかなり広いんです。

国内の自動車販売が頭打ちの中、キャンピングカーは着実に伸びています。その理由を取材しました。

ジャパンキャンピングカー
年間400回近いイベントが開催される幕張メッセ。
2月1日からのジャパンキャンピングカーショーに向け車両が続々と集まってきました。

全国70のメーカーがおよそ300台を出展。
3日間で7万人の入場を見込みます。

近年、キャンピングカーの市場は伸びていて2017年には400億円に達しています。

国内の総保有台数も10万台を超えたといいます。
市場を底上げしているのが軽キャンパーと呼ばれる種類のキャンピングカー。

コンパクトだけど洗面台もありますね。

軽自動車がベースで200万円前後という安さに加え、小型車らしい可愛らしさも人気です。

機能を特化させたものも登場しています。

こちらは釣り専用キャンピングカー「Turerunder(つれんるんだー)」。

室内には釣り竿を掛けるラックのほか、道具などを洗うためのシャワーも付いています。

納車が半年待ちとなる人気ぶりです。

実は自動車メーカーの販売店もこうした需要に狙いを定めています。

こちらは三菱自動車のアウトランダーを改造したキャンピングカー「アウトランダーPHEV E:POP」。

家庭と同じ感覚で家電が使えるプラグインハイブリッド車です。
防災目的で購入する人も多いといいます。

西尾張三菱自動車販売の尾崎勉部長は、
アウトドアや車中泊にはPHEVがもってこい。

世の中に三菱ファンをつくっていきたい。

幅広い価格帯や充実した装備のキャンピングカーが増えてきたことで市場のさらなる成長が期待されています。
一般社団法人日本RV協会の降旗貴史会長は、
ユーザーにも期待感を持ってほしい。

それが将来の大きな市場になる。

株式会社ダイレクトカーズ
[blogcard url="http://www.cars-drt.com/"]
本当にさまざまなキャンピングカーがありますね。

続いていはこちら、全て同じ車ですが内装が全く異なります。

ダイレクトカーズの百田雅人社長は、

豪華な、優雅な旅をしてもらいたいという形で、あえてオリジナルのキャプテンシートを装着させていただきました。4人乗りです。

外でアウトドアをやったり、上では2段ベッドで常時寝れるようになっています。

家やスポーツジムでもいいですが、車の良さは好きな場所に行って、好きな時間にできる、いい景色を見ながら、海に行ったり、山に行ったりのような秘密基地的な感覚でアクティブエースというものを作らさせていただきました。

シートも簡単に脱着できます。

いたって普通の車ですが、シートを倒すとベッドにもなっています。

カスタマイズできる車の需要は増えている?

人の趣味が多様化しているので、普段は乗用車として使って、週末に遊びの車としてという方が増えています。
