東日本旅客鉄道株式会社
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続いてやって来たのはJR新宿駅。
確かに鉄道といえば1日に1万本以上の電車を分単位できっちり動かしていますが、それとは全く別の「分刻みビジネス」にあのJR東日本が乗り出したという。
一体どんな分刻みビジネスなんですか?
JR東日本の三輪三恵さん、
駅ナカで15分単位で自分の時間を過ごせるという全く新しいビジネスを始めました。
どういうことかよく分からないままついていくと新宿駅甲州街道改札を入ってすぐ、その左手に…
こちらです。
なにやら電話ボックスのようなボックスが4つ。これ何なんですか?
これはステーションブース。
この中でお仕事ができる新しいサービス。
ステーションブース
このボックス、扉を開けてみると…
中には机と椅子が。
実はこのステーションオフィス、駅ナカで仕事がしたいという忙しいサラリーマンの需要に応えて作られた小さな小さなオフィスなんです。
しかも値段は15分150円と結構リーズナブル。
使い方は簡単、ボタンを押して何時まで使うかを選択し、後はSuicaやPASMOでタッチすれば中に入れちゃう。
気になるブース内の設備はWi-Fiや電源はもちろん、ノートパソコンとつないで大画面で作業できるようディスプレイも完備。
もちろん天井も完全クローズドになっていて静かな空間で集中して仕事ができる。
一体どんなお客様が利用しているのか?
打ち合わせに他の企業に行くときに最終的な資料をチェックなら15分が良い。
ちょっとした電車の待ち時間に使えるので結構便利。
ウェブ会議でガヤガヤしてるのは大変なので、お客さんと話す場だと喫茶店だと使いづらい。
確かにこれまでサラリーマンのちょっとした出先での作業といえば喫茶店ぐらいしかなかった。
でも、それだとお茶代もかかるし、なによりお店を探すのも結構時間がかかる。
だったら外でのお仕事に特化した場所を用意してあげようというのがこのステーションブースってワケ。
15分単位
ところでここで素朴な疑問。なんで15分なんですか?
JR東日本の布瀬翔太郎さん、
意外と入ってみると感じるんですけど10分ってすぐ過ぎてしまう。
かばんからコードを出すとか、パソコンを起動するだとか。
確かに10分だと短い。かといって打ち合わせ前に1時間というのはさすがに長い…
ちょっとした直しや準備にぴったりな時間ということで15分にしたというワケ。
サラリーマンのハートをうまく掴んだこのブース。
8月に導入されて以来、すでに2,500人のお客様に利用される盛況ぶり。
現在は新宿駅の他に東京駅、立川駅、池袋駅にも設置されていますが、来年には30駅に導入予定で年間売上げ1億円を見いこんでいるんです。
今後もますます、
JR東日本はステーションブースでがっちり!
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