日本航空株式会社
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続いてやって来たのは羽田空港の隣りにあるJALメインテナンスセンター。
ここでは飛行機を安全に飛ばすための要となる整備が行われています。
JALエンジニアリングの加藤泰さん、
格納庫です。
整備作業を行う場所となっております。
フライトを終えた飛行機を整備点検する格納庫。
およそ3,000人もの整備スタッフが24時間体制で機体に不具合がないかどうかを細かくチェック・整備しています。
中でも大事なのがエンジンチェック。
このエンジンチェックを行うスゴい人がいるらしい。
それが…
「自転車で来た方、誰ですか?」
トップマイスターの樋田さんです。
去年の3月にトップマイスターになりました。
まだ新米ですからよろしくお願いします。
格納庫に伝説のエンジン職人登場!
JALの整備士3,000人のトップに立つ、整備一筋40年の樋田典昭さん。
一体、どれほどの腕の持ち主なのか?
今回、行う整備内容は、
エンジンの内部を内視鏡で見るんですけど…
内視鏡を使ったエンジン内部のチェック。
どんな技なのか見せてもらうと…
巨大な金属の塊ともいえるエンジンにパーツの隙間から内視鏡の管を迷うことなくどんどん入れていく。
そして、モニターで確認しながらリモコンでクイクイっと操作。
すると、
高圧圧縮機の前から二段目のブレードが回ってる。
なんだか簡単にやっているように見えますが、飛行機のエンジンの内部はとっても複雑な上、機種ごとに構造も変わってくる。
しかも、パーツとパーツの隙間も迷路のように入り組んでいるため、構造をしっかり把握していないとエンジン内部の隅々までしっかりチェックできないんです。
さらに、
汚れなのか傷なのか判断しないといけない。
これは明らかに汚れ。
汚れてるだけ。
部品に穴が開く前にコーティングがはがれて色が変わってきたりする。
「その時点で見つけないとダメ?」
はい。
飛行機のエンジンチェックでとにかく大事なのは部品に穴や凹みが出る前に見つけないとダメ。
少しの色の違いでも見逃してはならない。
では実際、部品にどんな異常が起きるのか?
当たった跡があるよね。
「これだけでもダメ?」
ダメだと思う。
こんな凹み1つでエンジン交換になっちゃう。
エンジン全部、全取っ替えになることも。
なんと、小さな凹みだけでもアウト!
なので慎重にも慎重を期して行わないと空の安全が守れない。
安全運航と世界一の品質でがっちり!
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