伊豆急行株式会社
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東京急行電鉄株式会社のグループ会社、伊豆急行株式会社が11月17日に発表したのは2017年夏に運行を始める豪華観光列車「ザ・ロイヤル・エクスプレス」です。
JR横浜駅から伊豆急下田駅までを約3時間で結び料金は2万円から3万円を想定しています。
東京急行電鉄株式会社の野本弘文社長は、
決して儲かるとは思っていません。かつて伊豆も伊豆急行が輸送人員を1,000万人以上運んでいた。それが現在では500万人を割っていて伊豆半島も元気がなくなっている。
静岡県の伊豆地域、実は1990年代に6,000万人以上が観光に訪れていましたが、2000年代に入ってほぼ半減、観光列車でお客様を呼び戻すのが狙いです。
車両は2016年8月まで運行していた「アルファ・リゾート21」を改装します。
ザ・ロイヤル・エクスプレス
ザ・ロイヤル・エクスプレスは100人が定員の8両編成ですが、3号車には結婚式などができるフリースペース、6号車には寿司カウンターやピアノまであります。
コンセプトの仕掛け人は豪華観光列車「ななつ星 in 九州」を手掛けたデザイナーの水戸岡鋭治さん。
今までやっていないこと、常識の外にあることをどれだけやっていくか。それが商品になっていく。常識を超えたものを外側のものを持ち込んで新商品を作るというのが今回のテーマ。
すでに2016年7月からJR東日本がJR小田原駅と伊豆急下田駅を結ぶ観光列車「伊豆クレイル」の運行を始めています。
鉄道2社の相乗効果も期待できそうです。
伊豆急行株式会社の小林秀樹社長は、
観光列車が起爆剤になって、私どもだけでなく伊豆全体が活性化していければありがたいと期待している。