全国の医療機関の報告をまとめたインフルエンザの患者数。
9月から直近までの時期を比べてみると、今年は去年の5.8倍もの人が感染しています。

インフルエンザの早めの対策や準備が必要となってくる中、あの家電メーカーの新製品が世界初公開されました。その実力とは?

いとう王子神谷内科外科クリニック
[blogcard url="https://itokc.jp/"]
都内の病院の待合室。

多くに人が順番待ちをしていたのは…
インフルエンザワクチンを打ちます。

インフルエンザの予防接種です。
インフルエンザは例年12月ごろから流行りだすため、丁度予防接種が増え始める時期です。

ただ今年は少し様子が違うようです。

いとう王子神谷内科外科クリニックの伊藤博道院長、
かなり驚いた。

約800人の患者が10月1日からきのうまでに予防接種を打った。

去年の1.5~2倍近い数。

その理由はインフルエンザ流行の早期化。

すでに9月から一部地域で流行していて1,000を超える学校が休校や学級閉鎖に追い込まれています。

その背景には、
いつもと違うのはやはりラグビーのワールドカップ。

さまざまな国の人が来たことが一つの要因ではないか。

株式会社ビックカメラ
[blogcard url="https://www.biccamera.com/"]
インフルエンザの流行が早まる中、対策商品が人気を集めています。

空気が乾燥していると感染しやすくなるといわれているインフルエンザ。

そこで需要が高まるのが加湿空気清浄機です。

ビックカメラ新宿東口店の小薗井哲也さん、
空気中に漂っている有害物質を吸い込んで電気分解することでウイルスなどを抑制する。

ダイキン「ストリーマ空気清浄機」は加湿機能に加え、ウイルスを電気の力で破壊するのが特徴です。

一方、こちらは空間洗浄機と呼ばれる製品。

パナソニックのジアイーノ。次亜塩素酸で空気中のウイルスを抑制。

プールや哺乳瓶などの除菌に使われている次亜塩素酸を吹き出し、部屋の中のウイルスを抑制。

ドアノブについたウイルスにも効果があるといいます。

ダイソン株式会社
[blogcard url="https://www.dyson.co.jp/"]
各社が続々と新型商品を投入する中、掃除機でお馴染みのダイソンが11月14日、世界初公開の新製品を発表しました。
ダイソンのチャーリー・パーク氏、
本日紹介するテクノロジーは室内環境を1年中コントロールできる。

新製品、加湿空気清浄機を紹介します。

ダイソンとしては初めての加湿器を付けた空気清浄機です。

その特徴は、
強力なUVCライトを用いてタンク内の細菌を除菌できる。

加湿器で使うタンクの水は長時間放置などをすると細菌の住処になったり増殖していく可能性があります。

そこでUVCライトを当てることで水中の細菌が一瞬で除菌されるといいます。

さらに加湿フィルターには抗菌作用を持つ銀の繊維を使用。細菌の増殖を抑えることができます。

いま花粉やホコリに見立てたスモークが出てきて、箱の中が真っ白になってきました。

ここからはスモークが除去されてきれいな空気だけが出てきています。スモーク、煙は出ていません。

箱の中もきれいになってきました。

また手入れが面倒と言われる加湿器の欠点にも目をつけました。
水の中に加湿フィルターを入れて、そこにクエン酸を投入。

そして機械にはめ込み、ボタンを押して1時間待つだけ。1ヶ月に1回で済むといいます。

この新商品、値段は参考価格で8万円前後です。

「どうして日本で最初に発表した?」
インフルエンザの流行シーズン。その先には花粉のシーズンも控えているので、このタイミング。

「自信は?」
自信はある。実験室では住居を再現して厳しい試験を続けてきた。それが自信の裏付けになっている。
