山奥にあるのにわざわざ足を運びたくなるレストランがあります。
そこには意外な仕掛けがありました。
いろり山賊
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日本三大名橋のひとつ「錦帯橋」。

ここ、山口県岩国市にはもう一つ人気スポットがあります。
よる6時、真っ暗な山道を進んでいくと…

突如、煌々とした明かりが現れました。

まるで祭りのような賑わい。

近づくと行列がありました。

「山賊」でも食べようかなと。

「山賊」を食べる!?

この不思議な場所は一体?


名物
実はここ、山口県では知らない人がいないほど有名なレストラン「いろり山賊」。

料理も山賊の名の通り、豪快さとボリュームが売りです。

鶏ももを秘伝のタレにつけ、じっくり炭火で焼き上げた「山賊焼き(789円)」は月に3万本以上売れるこの店の名物。

串を持って豪快にかぶりつく!

やっぱりたまらない。

「山賊」のような気分になれる。

そして茶碗2杯分のご飯に鮭、昆布、梅を入れて作るのが「山賊むすび(519円))」です。


子供の顔と比較するとこの大きさ。

そしてもう一つの人気メニューが皇牛のステーキ。
皇牛とは和牛のルーツといわれる見島牛の遺伝子を持つブランド牛。

飲食店で食べられるのはこの店だけという貴重な一品「皇ロイン(7,020円)」です。

提供するのは3歳未満の雌牛のみ。柔らかくジューシーな味わいが特徴です。
肉汁がブワッと広がる。

めっちゃ豪華でおいしい。

髙橋航太社長
この店の広さは6,000坪。

なんとサッカーコート3面分という広大な敷地です。
もともとは広島の繁華街にあった人気の居酒屋でした。

創業者が全国から人を呼べて大人も子供も楽しめる店を作ろうと1971年、この地に移りました。


いろり山賊の髙橋航太社長は、
普通の店を作っても山奥まで来てもらえないので、ここにしかないものを。

山賊の住処のような客席にはさまざまな仕掛けが…

2階のヒラカワ様、追加のおむすび上がります。

料理を出すのにもお客様を楽しませる。
屋外には人気のこたつ席。

そしてよそから移築してきたのが本物の神社。

子ども達が夢中になるのは叩き放題の太鼓です。

いっぱい遊ぶ所があるので子供にいい。

さらに、
こちらが「手作りの滝」です。

なんと山を切り開いて作ったという高さ50メートルの滝。

この滝を目当てに訪れるお客様も少なくありません。
シーンとしていたらおもしろくない。

音をつくるためにつくった。

お客様に自然の中でリフレッシュしてもらいたい。

まるで山間のテーマパーク。

ここに年間57万人が訪れるといいます・

最近では大手菓子メーカーとコラボしたここでしか買えないお土産まで開発。

中には箱買いする人まで…

店の雰囲気など、いろんなものを感じて、ご飯を食べてお腹を満たすだけではなくて、目と心にもごちそうを。

食べてよし、楽しんでよしの山賊レストラン。
今後も行列は続きそうです。
