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[WBS]独占 アイリスオーヤマ!パソコン市場参入の舞台裏[アイリスオーヤマ株式会社]

2021年3月22日

ワールドビジネスサテライト(WBS)

家電やマスクなどで知られる生活用品大手「アイリスオーヤマ」が3月22日、新たにパソコン市場への参入を発表しました。

なぜこのタイミングなのでしょうか、独占取材しました。

アイリスオーヤマ株式会社

[blogcard url="https://www.irisohyama.co.jp/"]

宮城県角田市にあるアイリスオーヤマの本部拠点。

3月22日、経営陣が出席する会議の中で報告されたのが…

アイリスオーヤマの大型家電事業部、石垣達也統括事業部長、

いよいよこの3月25日にノートパソコンを発売する。

拡大するテレワークの需要を取り込もうと今回初めてパソコンの販売に乗り出しました。

アイリスオーヤマの大山晃弘社長、

重量は?

1.3キロです。

社長はこの日届いたばかりの製品を触ります。

外観もこれでいくの?

非常にいい。

今回の商品の特徴はキーを通常より大きく設計したほか、価格も4万9,800円と比較的安く設定したということです。

テレワーク需要の取り込みのほかにもうひとつ彼らが狙っているのが、

GIGAスクール構想がコロナで加速していて学校に対して一人一台パソコンが普及していく。

小中学生に一人一台のパソコンを整備する政府のGIGAスクール構想です。GIGAスクール構想に伴う小中学校のパソコンの出荷は伸びていて、先月パソコンの出荷台数は7年ぶりに100万台を突破しています。

アイリスオーヤマもここにビジネスチャンスを感じて参入しました。

GIGAスクールもテレワークも増えると、ノートパソコン自体は消耗品なので5年も10年も使えるものではないので。

出荷台数のベースが上がるからわれわれにとっては参入のチャンス。

あとはどう売るか。

一方、都内では25日の販売に向け、営業チームの会議が行われていました。パソコンでは後発のアイリスオーヤマ、認知度を高めるため取った戦略が…

強みが生かせる販路としてはホームセンター。

こちらに特化して営業活動を仕掛けていきたい。

まずは強い販路を持つホームセンターから販売を始めようというのです。

アイリスオーヤマの営業部 東京営業所、松浦翔平マネージャー、

幅広いお客様にパソコン事業を始めたことを認知してもらって、存在感を出せるようなパソコンメーカーになりたい。

今後の展開について大山社長は、

これから次々とこの市場は大きくなると思うので、アイリスらしい商品をつくって、さらに事業を拡大していきたいと思う。

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