今日は朝から暑かったですね。関東を中心に気温が上がり、栃木県や静岡県など35度以上の猛暑日を記録する地域もありました。
熱中症が心配な季節となりましたが、一方で今年は感染予防からマスクも手放せません。
そこで注目を集めているのが夏に負けない高機能なマスクです。
アイリスオーヤマ株式会社
[blogcard url="https://www.irisohyama.co.jp/"]
6月15日、最高気温32.6度と今年一番の暑さを記録した東京。
めちゃくちゃ暑い。
マスクを外したいが周りの目が厳しいので外せない。
息苦しい。マスクの中が暑い。熱中症がになりそう。<。>
感染とともに警戒しなければいけないのが熱中症です。
暑さが本格化するのを前に各社が夏に負けないマスクの開発に乗り出しています。
アイリスオーヤマが開発したのは「ナノエアーマスク」。
通常のマスクに比べて通気性が良い特殊なフィルターを独自開発しました。
ウイルスや飛沫は通さずに熱だけ逃がせるので顔周りの温度上昇が防げます。
さらに…
アイリスオーヤマの広報室、鈴木幸江さん、
温度が上昇しにくいマスクと一緒に使ってほしい商品がこちら。
きょう発売したクールウェア。
背中に付いている2つのファンから空気を取り入れ服の中に送り込みます。
西川恵太郎記者、
背中から首後ろを通って風が流れていくので首全体が冷やされていて、とても気持ちいです。
長年製造してきた空気を循環させるサーキュレーターの設計技術を応用したものでファンは薄くて小型ですが大量の風を送り出すことができます。
マスクをしなければいけないシーンもとても多くなると思うので猛暑対策の一つとして使っていただきたい。
株式会社AOKIホールディングス
[blogcard url="https://www.aoki-style.com/"]
こちらのスーツメーカーも夏用製品の開発に乗り出しています。
アオキの広報室、飽田翔太さん、
こちらが本日から抽選をスタートしたアオキのダブル抗菌洗えるマスクです。
夏用マスクはこれまで発売していたマスクと比べると肌と接する面を少なくすることで蒸れにくい構造になっています。
松山拓生記者、
通常のものだと夏場に外を歩いていると息苦しくて汗を掻くが、これだとまったく息苦しくない。
入学式の中止やリモートワークの増加によって主力のスーツなどの売り上げはおよそ4割減少。
そこで縫製技術を生かして需要が高まるマスクの開発を始めました。
さらに購入申込みはネットからですが、商品の受け渡しは店頭のみとしました。
その狙いは、
来店したお客様に他の商品も買ってもらい新しい服で新しい生活を送ってもらえたら。
マスクを買いに来たお客様の「ついで買い」を狙います。
株式会社ファーストリテイリング
[blogcard url="https://www.uniqlo.com/jp/"]
家電や紳士服のメーカーが夏用マスクの生産に参入する中、ユニクロは夏用の肌着素材を使ったマスクを19日に発売すると発表。
外側には紫外線をカットするメッシュ素材を採用し、顔に当たる内側や耳にかける部分には滑らかな肌触りが特徴の素材「エアリズム(Airism)」を使用します。
軽いですね、呼吸もしやすいです。
飛沫拡散を防ぐフィルターは中性洗剤で20回選択をしても機能が一定程度持続するとしています。
タントレー株式会社
[blogcard url="https://www.amimesh.net/"]
その技術力で高機能マスクに参入する町工場も。
愛知県豊田市のメッシュの加工メーカーが開発したのがこちらのマスク。
そこで使われているのが…
タントレーの中河原毅社長、
世界一細かいメッシュ。
編み目の隙間が髪の毛の1,000分の1という世界で最も細かいとされるメッシュを独自で開発。
それをフィルターとして使いウイルスなどの侵入を防ぐといいます。
一般的なマスクは静電気を帯電させた不織布に花粉やウイルスを吸着させて侵入を止める仕組み。
放電すると吸着しなくなるのでその方式は使わずに、物理的に目の細かさでウイルスの侵入を止める。
静電気を一切使わないため消費期限は一般的マスクの3倍以上となる10年です。
外側にある加湿と消臭用のフィルターは取り外し可能。
ウイルス対策としての性能はそのままで通気性の良い夏用マスクとしても使用できるといいます。
空気を通さなさそうですけど空気はしっかりと通っています。
価格は1枚9,000円と高額ですが予約だけですでに5ヶ月待ちの人気商品。
現在、工場をフル稼働して月に250枚を生産しています。
使う方の気持ちになって軽量化したり耳が痛くならないようにしたり長く使ってもらえるような取り組みをしている。