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[WBS] インスタグラム創業者に密着!日本戦略の全貌とは?

2016年4月22日

ワールドビジネスサテライト(WBS)

主なSNSの世界ユーザー数(月間)

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上智大学の学生

上智大学の四谷キャンパスに在籍している学生がランチのお店を探すのに利用していたのがインスタグラム。

美味しそうなラーメンの写真を発見してお店を訪ねます。

そのお店は「あか坂わいず製麺」。

[blogcard url="http://tabelog.com/tokyo/A1308/A130801/13193088/"]

写真がすごくきれいだったので、おいしそう。じゃあ行こうかなって。

ラーメンが運ばれると今度は自分たちが写真を投稿します。
こうして見知らぬ人と情報交換をしています。

フェイスブックは人間関係が煩わしく、あまり投稿しなくなったといいます。

若者から人気が広まったファイスブックですが、現在では中高年のほうが熱心に利用しています。

原宿

流行の発信地の原宿でも多くの支持を集めていたのはインスタグラム。

ヘアスタイルや服、ネイルのデザインなどの情報を集めるのに利用されています。

インスタグラムを使う人はおしゃれな人が多い。早くかわいいネイルが見つかる。

KAWAII MONSTER CAFE

[blogcard url="http://kawaiimonster.jp/pc/"]

日本のカワイイ文化の発信地として人気を集めている「カワイイモンスターカフェ」。

このお店であるイベントが開かれていました。

カリスマ的なインスタグラマーのゆうたろうさん

[blogcard url="https://www.instagram.com/aaaoe__/"]

自分自身をモデルにした写真が評判になり7万人がフォローする有名インスタグラマーです。

インスタグラム利用者は外国人が多い。日本の文化を知らせていけたらいい。

このイベントはインスタグラムが主催したもので有名インスタグラマー15人を招待しました。

イベントに現れたのはインスタグラムの創業者のケビン・シストロムCEOとマイク・クリーガーCTOです。

積極的に写真に写る創業者の2人。
日本でのビジネスを本格化する考えです。

今後も若者に影響力のある有名インスタグラマーを招きイベントを開催する予定です。

Instagram

[blogcard url="https://www.instagram.com/"]

創業者の2人は日本のベンチャー企業との交流会を開いていました。

ケビン・シストロムCEOは言います。

今日はここに来られて幸運だ。起業家と話せて興奮しているよ。

交流会には45社が参加。
会場は立ち見が出るほどの賑わいです。

インスタグラムは2015年5月から日本でも広告を導入しています。

経営者にとって若者に影響力のあるインスタグラムは魅力的な広告媒体です。

株式会社メルカリの山田進太郎社長はケビン・シストロムCEOとの会話。

メルカリの利用者は2,300万人ぐらいいる。

インスタグラムのユーザーからメルカリのことを聞き興味深く思っていた。

当初は広告とは無縁だったインスタグラムですが、いよいよ初期投資の回収段階に入りました。

しかし、専門家はそこにインスタグラムの死角があると言います。

斉藤徹特別客員教授

学習院大学経済学部の斉藤徹特別客員教授は言います。

若い人たちにとってはSNSは交流の場でもあるが、健作で使われることが非常に多くなっている。商用のない世界に広告という商業的なものを導入するのはユーザーが違和感を感じる可能性が高い。

街の反応

街でインスタグラムの広告導入について聞いてみると

使いづらい。アイフォーンだと間違えて押して広告ページに飛んでしまい煩わしい。

インスタグラムは最近あまり使わなくなりました。「スナップチャット」というアプリを使っている。

SNSブームを作り出してきた若者の一部にはインスタグラムはもう古いという声もあります。

Facebook

近年、若者離れが指摘されるFacebook。

マーク・ザッカーバーグCEOは2012年にインスタグラムを買収しました。

しかし、かつて若者に人気だったTwitterが赤字に苦しむなど、若者の心は移り気です。

インスタグラムは流行の発信源である若者たちの支持を失う可能性はないのか?

ケビン・シストロムCEO

広告とユーザーの関連性は常に分析している。ユーザーが広告を見ているのか、見ていないのかはわかっている。その分析は有効なことだしデータを重要視していく。

次々と栄枯盛衰を繰り返すSNS業界。その勢力図の変化に今後も注目です。

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