11月25日、安倍総理大臣と面会した女性。どなたかというと先月、IMF(国際通貨基金)の専務理事に就任したクリスタリナ・ゲオルギエバさんです。
エコノミスト出身のゲオルギエバさんは経済の現状をどのように分析しているのでしょか?
国際通貨基金
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安倍総理との面会後、記者会見を行ったIMFのゲオルギエバ専務理事。
消費税を徐々に引き上げることが大事だ。
10月の消費税増加を評価。
IMFは2030年までに税率を15%まで引き上げる必要性を指摘しました。
ブルガリア出身でエコノミストのゲオルギエバ氏は先月、新興国から初となる専務理事に就任。
EU(ヨーロッパ連合)のもとで人道支援などを担当していた2011年には東日本大震災直後の日本を訪問したこともあります。
そんなゲオルギエバ氏に日本の経済政策について尋ねると、
日本は追加の財政政策を行おうとしている。正しい判断だ。
増税後の景気の落ち込みを防ぐことや世界的な景気減速に対応するため一段の刺激策が必要だとしています。
日本の労働市場については、
日本の失業率は極めて低いが賃金上昇は停滞している。
日本はもっと賃金を上げる力がある。
世界銀行のCEOも務めるなど、女性活躍の先頭を走ってきたゲオルギエバ氏。
日本の女性の雇用環境についても厳しく指摘します。
日本ではもっと女性が働く余地がある。
より高い役職で女性を雇用すべきだ。