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[WBS] 猛暑の夏…電気代高騰!スーパーに行くと「お得」に!?

2016年8月2日

ワールドビジネスサテライト(WBS)

ユニー株式会社

[blogcard url="http://www.uny.co.jp/"]

愛知県稲沢市のスーパー「アピタ稲沢店」。

店内でチラシを配るスタッフ。

そしてのぼりには「スーパーで買えるおトクな電気はじます」とあります。

ここでは電力会社の切り替えを勧めています。

お客様は

月の電気代は7,000~8,000円。8月は1万円を超える。安くなるなら電力会社を替えたい。

こちらで申し込んだ場合、電気代は4人家族のケースで大手電力会社と比べて年間5,000円安くなるといいます。

ユニー株式会社の営業統括本部の木下伸二さんは

電気の購入先を切り替えるのはとっつきにくい印象だが、店舗で気軽に申し込みできるのが大きなメリット。

電力の小売自由化は8月1日で4ヶ月、全国で契約を切り替えた世帯は6月末時点で約126万4,000件。総契約数に占める割合は2%ほどにとどまっています。

伸び悩む契約数、そこで「アピタ稲沢店」が8月1日から始めた新サービスが

店頭で買い物をすると通常のポイントとは別にボーナスポイントを付与するサービス。

指定された日時にスーパーで買い物をすると1回につき30円分のポイントが貰えるサービスです。

電力加入者には前日にメールが届きます。

アピタ・ピアゴで「昼涼みショッピング」明日13-16時の間にご来店を!

株式会社アイ・グリッド・ソリューションズ

[blogcard url="http://www.igrid.co.jp/"]

このサービスを手掛けるのが新電力会社の株式会社アイ・グリッド・ソリューションズ。

この会社では電力卸売市場を通じて翌日供給する電力の一部を予約しています。

秋田智一さんは

電気というのは一律の単価ではない。ためておけないので需要が急騰する日中の午後1時から4時は高い金額がつく。

需要がピークとなる昼から夕方にかけての時間帯に価格が跳ね上がっています。

電気会社としては調達単価を抑えるため、そこの部分の需要を減らしたい。

電気の高いピークの時間に加入者にスーパーを利用してもらえば、その分の調達価格が下がります。

価格が下がった分は一部をポイントとして加入者に還元することができます。

お客様は行く時間帯を変えるだけでポイントが付くのでお得になる。

株式会社アイ・グリッド・ソリューションズはアピタなどのスーパー、10府県、約250店でサービスをこうしたサービスを開始しました。

これはお店側にもメリットがあります。

気温が一定水準を超えると外出を控える傾向がある。サービスを導入することでお客様の来店動機を喚起したい。

エアコンなどで商品電力が増える8月、電力会社によるお客様の争奪戦は熱を帯びています。

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