東京証券取引所ではご覧の4つの企業が新たに上場しました。
企業名 | 終値(公開価格比) |
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ハイブリッドテクノロジーズ | ↑38% |
三和油化工業 | ↑35% |
エクサウィザーズ | ↓7% |
クルーバー | ↓24% |

なかでも株価が公開価格から40%近く上がったのがハイブリッドテクノロジーズです。
会社を率いるのはベトナム出身のチャン・バン・ミン社長です。ベトナム人が社長を務める日本企業の上場はこれが初めてだといいます。
一体どんな特色のある企業なのでしょうか。

ベトナム人9割企業が上場!日本 IT人材不足で商機
ハイブリッドテクノロジーズは企業向けのシステム開発を手掛けていて、ヤフージャパンやドコモなど大手企業を含むおよそ250社と取引しています。


営業やシステムの設計は日本で行う一方で開発はほとんどベトナムで行っているのが特徴です。従業員のおよそ9割がベトナム人です。

ハイブリッドテクノロジーズのチャン・バン・ミン社長。
インドや中国の技術者は英語ができるとアメリカなどに行く。

日本語を勉強して、日本のエンジニアになろうというところはベトナム人の方が圧倒的に意識が高い。

国内のデジタル化技術の市場は2030年度に3兆円と現在の4倍近くまで成長する見込みですが、一方でシステム開発に必要な人材が課題となっています。

ハイブリッドテクノロジーズはベトナム人の技術者の採用をさらに進め、人材不足に対応していくとしています。

上場することで優秀な技術者に入社してもらえたら一番良い。

投資家の期待を超えるような成長をしていきたい。
