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[がっちりマンデー]超意外な「東京ビジネス」!(2)[株式会社日本HP]

超意外な「東京ビジネス」!

株式会社日本HP

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まさかの東京でがっちりビジネス!

東京都日野市。

こちらのどーんと大きな建物でまさかの東京で?なビジネスがあるらしいのですが…

こちらは何なんですか?

日本HPの代表取締役、岡隆史社長。

パソコンを造ってる工場です。

この建物は日本HPのパソコン工場。

いまやパソコンといったらほとんど海外で造っているイメージですが、日本HPさんはまさかの「東京で」パソコンを造っているという。

そ現場はどうなっているのか?そもそもなんで東京で造っているのか?

そのヒミツを求めて工場の中を見せて頂くことに。

日本HPのサプライチェーンオペレーション本部、近藤和豊さん。

工場にテレビが入るのは初めてです。

「初めて!?」

初めてです。

すると…

「パソコンがいっぱい!」

なにやら分かりませんがパソコンがずらり!

なにやら部品もずらり!

企業ヒミツ満載のどでかいパソコン組み立て工場。

そして工場のあちこちに人の姿が!

最近、精密機器の工場といえばロボットだらけで人がいないことが結構ありますが…

ここは割と人が多い!

よく見るとずらっと並んだ工員さんがなりやら部品をパチリパチリと付けています。

お客様からの注文に対して組み立てを行います。

この工場はお客さんの発注に応じてオーダーメイドのパソコンを組み立てる。

こうした1台ごとにカスタマイズするとなるとロボットよりも人の手の方が確実で早い。だから手作業なんだとか。

裏の蓋を外し、次の工程に渡す。

お客様の構成に合わせて必要な部材を配膳し次の工程に。

メモリーを増やしたいなどのお客様の注文に合わせ部品を1つずつ付けていき、メイド・イン・東京のパソコンが完成!

こうしたオーダーメイドのパソコン、どういったお客さん向けかというと…

企業向けのパソコンはこの工場で造ってます。

企業向けの会社で使うパソコン。

こうしたパソコンはさまざまな会社ごとにオプションや性能が決まっているので、それに合わせたオーダーメイドになる。

日本HPは企業向けのパソコンでは国内19.5%のシェアを誇るトップブランドなんです。

東京で造るのもたいへん大きなメリットがあるんだとか…

お客様のほとんどは東京地区にいます。

お客様に対して製品を早くお届けできる。モノの移動距離も短くて済む。

でも一方でやっぱり人件費や何やら、東京だとお金もかかって大変そうですけど…

海外から完成品を持ってくるより部品で日本に持ってきて、それでご注文を頂き、必要なものだけで組み立てて出す。

無駄がない。

オーダーメイドってことは注文を受けてから造る受注生産なので無駄なパーツを運ぶことがない。

海外で「これ売れるんじゃないか」予測して大量に輸入し、お客さんにお届け。

どれが売れるかって当たらない。

売れ残りや足りないものがたくさん出てきちゃう。

テクノロジーがどんどん変わる業界。たくさん無駄が出てくる。

いや、なんだか良い事尽くめですが東京でパソコンを造ってこれは大変ってことありますか?

うーん。

日本のいろいろな地域でシミュレーションしたんですけど「東京が総合的に優れている」という結論。

東京で22年間続けてます。

場所の便利さや優秀な人材の集めやすさでは東京がNo.1!

海外から「Made in Tokyoの製品を我々の国でも売れないか?」とい相談も。

日本HPさん、東京でパソコンを造るようになってから市場でのシェアはなんとおよそ4倍へと成長!

今後も「Made in TOKYO」のラベルがどんどん増えそうです。

日本HPは東京でパソコン造ってがっちり!

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