ボリューム満点で決して片手では食べられない常識はずれのホットドッグに行列ができています。
水郷桜イルミネーション
茨城県土浦市の公園で開催されているイルミネーションイベント「水郷桜イルミネーション」。
園内は多くの家族連れで賑わっています。
その会場内に行列のできるお店がありました。
お客様のお目当ては、
ホットドッグを食べに来ました。「茨城ドッグ」。
ホットドッグなのになぜかお客様は箸を使って食べています。
Hot Dog Store Lax
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冬の夜にも行列を作るこのお店、休日には10人以上が並びます。
お客様の半分以上が注文するのが看板メニューの茨城ドッグです。
茨城ドッグ
ソーセージはこんがりと揚げるように焼いていきます。
そしてトーストしたパンに挟むのは収まりきれないほどの水菜。
その上に焼きあがったジューシーなソーセージを乗せて完成です。
水菜がどっさりと入ったボリュームたっぷりのホットドッグ。
初めてみたお客様は、
大きい!
甘めに仕上げた特性のピクルスソースやオリジナルソースにマスタードなどトッピングはかけ放題。
ボリュームはさらに増して食べるのも一苦労です。
水菜がシャキシャキしていて美味しかった。
ポロポロこぼれるのがもったいない。
茨城ドッグには箸が欠かせません。
食べ慣れている常連客は、
箸で押さえつつ周りに落ちたのを食べつつ、あとはうまくかぶりつく。
箸を使っても上品に食べるのは至難の業。とにかく思いっきり食らいつくのが良いようです。
千葉正弘さん
箸で食べるホットドックを考えたのが店主の千葉正弘さん。
1年中、茨城県内のさまざまな場所で移動販売をしています。
ホットドッグになぜ水菜を使おうと思ったのか?
国営ひたち海浜公園から茨城の商材を使ったメニューを考えてくれと言われ水菜を使った。
水菜
実は茨城県は水菜の収穫量が日本一。
水菜の味にクセがなく食べやすいことも使う決め手になったといいます。
この日、千葉さんが訪ねたのは鉾田市で水菜を作る農家、高田農園の高田清治さん。
真緑と芯の太さが使いたいところ。今週は2箱くらいもらおうかな。
ハウス栽培で一年を通して収穫できる水菜。水はけの良い土壌が栽培に適しているといいます。
この道一筋の高田さんが作る水菜はシャキシャキ感が強くみずみずしいのが特徴です。
水菜を通して茨城の良さを知ってもらいたい。インパクト抜群のホットドッグにはそんな千葉さんの思いも込められています。
「茨城」をうたい文句でやっている以上、中途半端なものは提供できない。商材はどこまでも厳選していくしかないので力いっぱい頑張っている。
茨城ドッグの普及に向けて移動販売車は今日も茨城県内を走り続けています。