株式会社ヒト・コミュニケーションズ
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6月20日、都内で始まった新たなサービス。
日本初となる訪日外国人向けの高級リムジンサービスです。
株式会社ヒト・コミュニケーションズの安井豊明社長は
富裕層旅行者の増加は将来に向け大変魅力あるマーケット。2020年に向けて富裕層のお客様の対応は極めて重要。
狙うのは「100万ドル(約1億円)を自由に動かす」ことができる富裕層です。
高級リムジンサービスはドライバーの他に専用コンシェルジュ(案内役)付き、オーダーメイドの日本の観光が可能です。
車両には観光用として日本初となるメルセデス・ベンツのリムジンを導入。
ドリンクのサービスなども付き、くつろぎながら快適な旅を実現するといいます。
高級リムジンサービス
大浜平太郎キャスターが特別に実際のサービスを体験しました。
車に乗り込むと早速コンシェルジュからスリッパ、化粧品、マスクなど車で快適に過ごすためのグッズが渡されました。
飛行機のファーストクラスのようなサービスです。
今日のコンシェルジュは野西礼唯さん。添乗員歴3年です。
東京タワーが見えるバーで飲みたいと言われたら?
私が手配したり連絡を取って案内する。
お客様の要望にはインターネットなどを使い、柔軟に対応するといいます。
観光地に近づくとタブレットから自動で解説が流れます。
この自動ガイドシステムは日本語、英語、中国語、スペイン語、タイ語に対応した独自開発のシステムです。
料金は最低でも約13万円。
相撲部屋の見学など、お客様が希望する体験によってオプション料金が付きます。
歌舞伎企画雅屋
[blogcard url="http://miyabiya.com/"]
浴衣を羽織りました。これから歌舞伎メイクの体験です。
3代目市川猿之助さんの元弟子で現在、歌舞伎のイベントを行う二村幸雅さんによる本格的な歌舞伎体験。
下地ができたら、いよいよ隈取のメイクです。
外国人客は何らかで歌舞伎を知って来る?
全然知らない。サイトを見て興味があるから来る。
20分後、メイクが完成します。
今回は体験ということでキャラクターの違う連獅子のカツラも被ってみました。
衣装もつけて約2時間で1人約6万円からです。
株式会社ヒト・コミュニケーションズの安井豊明社長は
プレミアムの旅行で納得がいく、また日本に来たいという接客かどうか。富裕層に向けてビジネスを展開していれば、中間層、その下の層に喜んでもらえるビジネスにつながる。
棚田の宿 ささゆり庵
[blogcard url="http://sasayuri-ann.jp/PC/"]
奈良県宇陀市、山道を走って行くと現れたのは40軒ほどの集落です。
ここに富裕層の外国人が訪れるという旅館「ささゆり庵」がありました。
築150年ほどの古民家を再生したこちらの旅館。
1日1組限定の貸し切りです。
客室の中央には大きな囲炉裏が、さらに火縄銃や法螺貝なども飾られて日本の伝統文化にどっぷりとつかれます。
松林裕美女将は
昔の民家は電気がなく明かりはろうそくでとっていた。テレビも時計もない。タイムスリップしてもらうように。
人気の食事メニューは囲炉裏で食べる伊賀牛のしゃぶしゃぶ。
ミシュランの料理人を呼んで調理してもらう事も出来ます。
人目を気にせず完全にプライベートな環境で日本文化を体感してもらうのが最大のウリです。
尺八の先生に来てもらったり、和菓子作りの体験もできる。
さらに、1組のお客様のためだけに能楽を演じてもらうことも出来ます。
屋外では忍者体験を味わえるコーナーもあります。
作っているのは何?
護摩堂。今、主人が護摩行していて山伏行者なので。
山伏でもある松林哲司代表は貿易会社を経営していて、海外の富裕層のニーズを把握しているといいます。
遊覧プラン
そんな中、4月から始めた富裕層の外国人向けのサービスがヘリコプターで巡る遊覧プランです。
関西空港から高野山、吉野山など景色を楽しみながら古民家まで案内してくれます。
料金は約50分で40万円から。
富裕層はメジャーな観光地より伝統的な風景を望む。きっと需要がある。