カレーライス、ハヤシライスに続く3大ライスを目指す人気メニューの登場です。
はしぐち亭
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週末の都内、あるお店の前にオープンを待つお客様の姿がありました。その数は15人以上。
ちとかライスを食べにきました。
ちとかライスですね。
「ちとかライス」とは一体?
ちとかライス
東京・世田谷区にある洋食店「洋風食堂 はしぐち亭」。
ちとかライス5つ。
看板メニューの「ちとかライス(1,150円)」。見た目はハヤシライスのようですが味は。
あとからピリ辛。最初はハヤシライスであとからカレー。
カレーの辛さと違ってピリッとする。
「ちと」+「辛い」+「ライス」=「ちとかライス」。
牛すじ肉と辛味のあるソースがカレーライスでもハヤシライスでもない独特の味を生み出します。
考案したのは橋口潤二店長。
ちとかライスの誕生秘話
きっかけは10年前、手間ひまかけて作るデミグラスソースが評判の手ごねハンバーグを当時800円で提供。断トツの人気メニューでしたが、
経営するのに原価率が厳しい。お客様はいっぱいきてくれるけど苦しいのがどんどん続いて。
それをカバーするメニューを考えようとした時、目についたのがデミグラスソースのだし作りに使う牛すじ肉。これまで全て捨てていた牛すじ肉を再利用しようと考えました。
その牛すじ肉にタマネギ、マッシュルームを加え肉が固くならないように一気に煮込みます。
そして、牛すじ肉の淡白な味をカバーするために使うのが秘伝の香辛料とマスタード。これを加えて絶妙な辛さの「ちとかライス」ができあがります。
お客様は
もう一口食べたい、もう一口食べたい、続いていく連鎖。ビールを飲みながらでも軽く入っていく。
週1回くらい。カレーはどこに行っても食べられるけど、これはここでないと食べられない。
実は橋口潤二店長、3年前まで別の場所で「はしぐち亭」を営業していましたが、店の賃貸契約を巡るトラブルで閉店。
2016年11月に別の場所で以前と変わらない洋食店として再スタートを切ったばかりです。
商標登録が取れました。
2017年2月に「ちとさライス」の商標登録を取得。
夏には通信販売、将来はフランチャイズなどを目指しています。
それを共に進めるのが西原弘さんと岡安大輔さんの2人。
実は橋口潤二店長、店を閉めた後、ある経営塾に通っていました。その時の先生が経営コンサルタントの西原弘さん。当時一緒に生徒だったのが株式会社TMOの岡安大輔社長。この2人が店の再開を後押ししました。
橋口さんは自分の作ったものを食べてもらい、美味しいと言ってもらうのが最高に幸せな人。そうなるように応援したいと。
橋口潤二店長にはこんな後押しを、
「ちとかげながら応援団」。どうにかしてお店を復活させようと集まった応援団。
目標は「ちとかライス」をカレーライスとハヤシライスに並ぶ三大ライスにすること。
私の人生が凝縮された一品。「元祖ちとかライス」のおやじを全うしたい。