2015年7月に長崎県のハウステンボスでオープンした「変なホテル」。
ロボットの恐竜などが受付をして、荷物もロボットが運んでくれるなど、様々なサービスを人間に代わってロボットが行う人気のホテルです。
コストの削減も実現し、稼働率は8~9割と非常に収益性のあるホテルです。
変なホテルの第2弾が2016年3月14日に公開されました。
変なホテル
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どんどんこのホテルが進化している。もっともっと進化させたい。
ハウステンボス株式会社の澤田秀雄社長は変なホテルについてそう言います。
2016年3月15日にオープンする木造タイプのホテル(72室)です。
今回の最大の特徴は太陽光発電を利用した新しい仕組みです。
再生可能エネルギーで得た電力で水素を作り、その水素を特殊な金属に吸収させて貯蔵します。
天候の良い日は太陽光で発電。
天候の悪い日は貯蔵した水素を利用して発電する仕組みです。
今回オープンする72部屋の内、12部屋の電力はその電力を使用します。
エネルギーを完全自給自足することでコストを削減できます。
もうひとつの秘密
お部屋に取り付けれられた木製の壁。
その木材はCLTと呼ばれる特殊な木材です。
CLTは強度があって防音性、耐震性に優れた構造です。
木の繊維を縦横組み合わせ強度を高めた技術が使われた木材です。
鉄筋コンクリートに比べて工期を約2ヶ月短縮できたそうです。
今後、注目の技術であり素材です。
変なホテルで使用されたCLTは全て九州産です。
CLT自体は非常に高価な木材ですが、ホテルの木材として利用することで地元林業の活性化や価格の引き下げにつながると考えられています。
究極のエコ
ハウステンボスには広大な敷地もエンターテイメントもあるので、実験の場としては非常に素晴らしい場所。
実用実験をしながらエンターテイメントに使えば集客にもなるのでやりやすい。
澤田俊雄社長は年内にロボットレストランの建設も考えているそうです。
今回オープンしたデラックスホテルで1室の利用価格は25,000円からとなっています。
変なホテルがオープンした時から行ってみたいと思っています。
嫁を説得して家族3人で遊びに行きたいです。
息子が生まれる前にハウステンボスには行きました。
わたしの母親と嫁の3人でしたね。
女子サッカーがワールドカップで優勝した日は長崎で迎えました。
それがとても印象的でした。
軍艦島ももう一度行きたいと思いますので、新幹線の旅として長崎をもう一度推薦してみます!