株式会社グローバルトラストネットワークス
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株式会社ニトリホールディングスの似鳥昭雄会長が今、すごく気になっている会社は株式会社グローバルトラストネットワークス。略して「GTN」。
一体、何でがっちりな会社なのか、さっぱりです。
とりあえず東京・池袋にある本社へ行きます。
10年前に株式会社グローバルトラストネットワークスを立ち上げた後藤裕幸社長(38歳)。
「何をしている会社なんですか?」
日本に住んでいる外国人の家の連帯保証人を専門に引き受ける会社。専門に取り扱っている会社はGTNだけ。
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外国人専門家賃保証サービス
後藤裕幸社長が目を付けた儲かりビジネス、それは外国人専門家賃保証サービス。
普通、日本だと部屋を借りる場合、家賃を踏み倒されないように保証人が必要になります。
しかし、保証人は外国人の場合、ハードルが高いです。というのも、
外国人からすると、親が日本に住んでいないので保証人になれない。日本人も「外国人の保証人にはなりたくない…」。保証人探しに皆、苦労していた。
そこで保証人がいない人のために、日本にも家賃保証を代行してくれる保証会社というのがあるのですが、「外国人に貸して大丈夫かな?」「言葉が通じないから不安」ってことでほとんどの保証会社が敬遠していました。
だったら、外国人を専門にした家賃保証会社を設立しようってことで、始めたのがこのビジネスです。
保証人
実際にGTNを利用してお部屋を借りているアメリカ人のアセム・カンさんに聞いてみると、
保証人というルールが全然分かりませんでした。ちょっとビックリした。アメリカではその考えが全然ないから。
ほとんどの開国人には家賃の保証人というルールに馴染みがありません。日本独特のシステムなんです。
「GTNに行けば日本で部屋が借りられる!」というのがネットを通じて世界中に知れ渡り、今や外国人がこぞって申し込みに来ます。
その数なんと、
この1年で約2万人が利用しています。
1年で2万人ってスゴいです。
しかも、みんなちゃんと家賃を払ってくれます。まぁ、中には…。
儲かりのヒミツ
ところで株式会社グローバルトラストネットワークスはどうやって儲けているのか?
賃料の50%、5万円の部屋だったら2万5,000円、10万円の部屋だったら5万円。50%を契約時に1回お支払いいただく。毎年1万円を更新料という形でいただく。
GTNが外国人に人気なのにはもうひとつ理由があります。
そこで新大久保駅の近くにある事務所を覗いてみると、皆さん外国語で何やら話していますが…。
「何のお電話をされていたんですか?」
ベトナム人のブイ・トウ・フォンさんによると、
住居者が家賃を違う口座に振り込んでしまった。
「大丈夫ですか?それ」
「銀行に行って取り消せるが手数料がかかります」と。
異国の地でややこしいルールが分からなくて困っている外国人のために母国語でサポートしてくれる。
中には、こんな相談も、
「どんな話をされていたんですか?」
中国人のリュウ・ショウさんによると、
部屋の中のガスが使えなくて、ガスコンロが使えなくて火がつかない。「電池が切れている可能性が高い」と案内しました。
多い時には1日に100件以上の問い合わせがくるそうです。
社員・アルバイトは会社全体で125人います。
「外国の人は?」
90人近く。
スッタフの方に聞いてみました。
「ご出身は?」
サーチャル・シバハリさんは、
ネパール。
トン・ティ・フォンさんは、
ベトナムです。
オドバヤル・トゥグルドルさんは、
モンゴルです。
株式会社グローバルトラストネットワークスでは母国語を含めて3ヶ国語以上話せることが採用の必須条件。
英語、中国語、韓国語など12カ国語でがっちり対応。まさにグローバルカンパニーです。
売上げ
現在、国内8,000社以上の不動産会社、国立私立30校の大学と提携している株式会社グローバルトラストネットワークス。
その年間売上げは12億円。
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