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[WBS] 「今年の一皿」パクチー料理!集客1.5倍「パクチスト」激増!

2016年12月5日

ワールドビジネスサテライト(WBS)

株式会社ぐるなび総研

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今年の世相を反映した料理を決定する2016年「今年の一皿」。

ご飯の上に薄く切りの赤身ローストビーフをたっぷりと乗せた「ローストビーフ丼」、6月の世界最大規模のワイン国際コンクールで受賞した日本ワインなど今年話題になった6品が特別賞などを受賞。

その中で大賞に選ばれたのが、

パクチー料理です。

パクチー

特有の味と強い香りが特徴のパクチー。

その味わいに魅了される消費者が激増し、愛好家を「パクチスト」と呼ぶ造語も生まれました。

株式会社ぐるなび総研によると、パクチーを提供する飲食店の数は去年と比べて約2倍に。

アフーネ

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こちらのお店では本格的なパクチー料理を味わうことができます。

人気のメニューがパクチーがたっぷりかかった「オムレツ」。オムレツの上はもちろん、中にもパクチーが使われています。

またパクチーソースがたっぷりかかったラムチョップのグリルも。

さらにパクチーが苦手な人でも楽しめるカクテルも人気です。

主に20~30代のお客様が多いということです。

お客様は、

お肉にパクチーのアクセントが効いていて、非常に美味しいです。

パクチーのクセが病み付きになっている。女子会やると「パクチー食べたい」とかアジアン料理に行ったりというのは結構ある。

こちらでは2年前から国産のパクチーを使った料理の提供を開始。すると集客がおよそ1.5倍に増えたということです。

村上俊晴店長は、

パクチーが好きなお客様はすごく増えてきている。料理だけでなく、カクテルも作っているので苦手な人も好きになってもらえたら。

JAなめがた香菜部

茨城県行方市、人気を支えているのがこちらで作られている、

こちらがパクチーです。

パクチーが栽培されているのは冬でも生育に適した気温を保てるビニールハウスです。

収穫できるまでにかかる時間は約2ヶ月。

ここでは奥行き50メートルのビニールハウス1棟で1年間に2回、約300kgが収穫できます。

生産者の沼里一男さんは、

今がちょうど食べ頃。柔らかく味がマイルド。

こちらの地区では12人の農家がパクチーを栽培しています。管理する200棟のビニールハウスで取れる年間の収穫量は約60トンに上ります。

「従来の農作物と比べてメリットは?」

グラム単価が他の野菜に比べると高い。

ただ、栽培を始めた10年前の1日の出荷量はわずか5キロ。行方市の気候にあった香りの強いパクチーの種を探し続けること7年。ようやくここ数年で香りが高い、安定した量のパクチーが収穫できるようになったといいます。

今ではブームの追い風もあって、1日80~100キロを出荷しているといいます。

今は量が足りていない。それだけ人気が高まっている野菜だと思う。これからの課題として、生産者を増やしていこうと思っている。単価が取れる野菜として生産者集めを進めていきたいと思う。

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