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[WBS]日本とポーランド!避難民支援めぐる深い絆[社会福祉法人福田会]

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ポーランドでは避難民の支援が今も大きな課題となっています。ウクライナから国外に逃れた人は500万人を超えて多くはポーランドに避難しています。実はポーランドでは100年前から避難民の支援をめぐり日本と深い絆でつながっています。その絆を現在も受け継ぐ日本の団体を追いました。

日本の団体 避難民を支援!ポーランドと100年の絆

ポーランド南部の都市クラクフ。

駅の中にウクライナ避難民を受け入れるシェルターがあります。

ここで活動している日本人がいました。配っているのはできたてのパスタです。

福田会 ポーランド支部
吉田祐美さん

バナナとか長期保存できるものはいろいろなところで配られているが温かい食事を食べる機会があまりないという声を聞いている。

こう話すのは吉田祐美さん。福田会という日本で児童養護施設などを運営する社会福祉法人のスタッフです。

ウクライナ人

ハルキウから来た。建物が壊され住むところも食べ物もない。
支援に感謝している。

実はこの団体、ポーランドと深い関わりがあります。

福田会 ポーランド支部
吉田祐美さん

約100年前、シベリアにいたポーランドの子どもが日本に避難した際に撮った写真。

第一次世界大戦が終わる1918年までポーランドはロシアの支配下に置かれて、多くの人がシベリアに流されました。

極寒の地で死にそうな子どもたち。親を失った子どもだけでも助けられないか、ポーランドはアメリカなど各国に助けを求める手紙を出し、唯一救いの手を差し伸べたのが日本だったといいます。

来日した孤児は700人以上。その半数が福田会で過ごし、日本とポーランドの架け橋となりました。

そして再び戦乱に翻弄される人の支援に立ち上がった福田会。クラウドファンディングなどで寄付を呼びかけたところ、7,000万円以上集まりました。

福田会 ポーランド支部
吉田祐美さん

たくさんの寄付に感動しているし、ありがたいと感じている。

集まったお金でシェルターでの食事だけでなく、現地のウクライナ料理店で使える無料食事券を提供。

ボルシチなどの郷土料理が避難の疲れを癒やします。

ウクライナ人

ドニプロから来た。戦争から避難してきた。
とてもおいしい。とても感謝している。

ウクライナ人

ウクライナで食べたときと同じ味。

これまでに2,500食以上を提供。今後は新たな支援に取り組むといいます。

福田会 ポーランド支部
吉田祐美さん

ウクライナから避難している子どもたちへの支援を拡大したい。
保育士の雇用支援や必要な物資の支援を拡大したい。

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