ロシアにおるウクライナ侵攻の影響で難民や避難民の数は世界全体で1億人を超え過去最多となっています。
こうした難民を支援するためにユニクロが6月17日からチャリティーTシャツを販売します。
デザインを手がけたのは日本を代表するあの著名人たちです。
ユニクロの難民支援!あの人がTシャツデザイン
ユニクロが6月17日から開始する難民支援プロジェクト「PEACE FOR ALL」。
平和をテーマにしたTシャツを世界同時発売し、利益の全てを難民支援を行う団体などに寄付します。
このデザインを担当したのは建築家の安藤忠雄さん。
DNAの螺旋構造のようなデザインをしたのはノーベル賞を受賞した山中伸弥教授です。
ほかにも小説家の村上春樹さんなど5人が参加しています。
プロジェクトの陣頭指揮を取ったのは柳井正会長の次男で取締役の柳井康治氏です。
ファーストリテイリング
柳井康治取締役

ストレートに平和を伝えたい思いが詰まったTシャツを販売することで思いは伝わるのでは。
チャリティーTシャツに先駆けて6月16日から店頭でも難民支援の取り組みを始めています。
峰村美穂記者

こちらにはさまざまなキーホルダーなどが並んでいますが、これは全て難民の方々による手作りの工芸品です。
難民の支援活動を行っているUNHCRとタッグを組み、シリアの伝統的な模様を刺繍したしおり「しおり ウィンドウズ・オブ・アレッポ」など都内5店舗やオンラインなどで販売。
UNHCR
櫻井有希子さん

普段難民に興味ないという人が手に取ってくれて、難民を支援してくれる。世界につながるかなと。
ロシアによるウクライナへの侵攻などの影響で世界で避難を余儀なくされている人の数は1億人を突破しています。
ファーストリテイリング
柳井康治取締役

これまで以上に平和が重要なテーマとして取り上げられている。
世界中から難民がいなくなるまで頑張ってやっていく。