最近、銀行を退職した人がいます。
堤洋介さん(33歳)。
3年前、年収1,000万円の仕事を辞めました。
「前職は?」
前職はメガバンクで富裕層の営業。個人のリテール営業をしていた。
2007年、堤さんはメガバンクに入行。営業職3,000人の中でトップクラスの成績を納め、29歳で支店長代理にスピード昇進。
将来を期待されたエリートでした。
転職するまで約2年かかった。家族の反対もあったので納得させるために時間がかかった。
8年間務めたメガバンクを退職した堤さん。
新天地に選んだのは創業間もない小さな会社でした。
株式会社フロムスクラッチ
[blogcard url="https://f-scratch.co.jp/"]
東京・新宿にオフィスを構えるフロムスクラッチ。
人工知能を使ったマーケティング戦略を手掛ける創業8年のベンチャー企業です。
この会社で財務部門を統括している堤さん。
家族の反対を押し切った転職の裏には強い危機感がありました。
今と同じ銀行というのは存在しなくなる。最終的に今の形態ではない銀行が新たに誕生する。
「銀行を去って後悔は?」
ないです。
大手転職サイトに登録した金融業界で働く人のグラフを見ると、ここ数年は証券や保険に比べ銀行業界からの希望者が増えています。
株式会社みずほフィナンシャルグループ
[blogcard url="https://www.mizuho-fg.co.jp/index.html"]
そんな中、銀行業界に激震が…
2017年11月、みずほフィナンシャルグループが1万9,000人分の人員削減を発表。
他のメガバンクも業務量を減らす方針を決めました。
約3万3,000人の銀行員の仕事が消えることに…
みずほ銀行 わらび支店
今、銀行内部で何が起きているのか?
みずほ銀行が2017年11月からスタートさせた実証実験店舗。
テレビ電話を使った遠隔サポートで店舗で働く人の作業を効率化。
お客様の待ち時間も約10分短くなったそうです。
お客様が書いた伝票の入力など煩雑な事務作業はこの支店ではありません。
キャッシュカードを受付の機械にかざした後、お客様の個人情報はバーコードにプリント。氏名や口座番号は伝票に自動に記入されます。
この支店の改装後、行員が半分になりました。
銀行業界では今、待ったなしの改革が加速しているのです。
みずほフィナンシャルグループの佐藤康博社長は、
5年後、10年後の金融はまったく違うものになっている。自分たちが変化を作り出さないと勝ち残っていけない時代が来ている。
金融維新!さらば銀行!?
銀行を辞めた男たちが巻き起こす維新の嵐。
辺境の地で金を生み出す。
世界ではお金が足りない。お金が余っている国にいるので、それをつなげると面白い。
株式会社悪の秘密結社。代表取締役社長、ヤバイ仮面。
カネに困った人気の悪役ヒーロー。
「もし融資が下りなかったら?」
つらい…
意外な助っ人が現れました。