ビジネス関連 ワールドビジネスサテライト

[WBS]市場の成長とともに!機能増すウエアラブル端末[株式会社EVERING]

ワールドビジネスサテライト(WBS)

私が着けているのは去年5月に登場したかざすだけで支払いができる指輪型の決済端末です。3月15日から新たな機能が追加されました。こうした常に身につけておくウエアラブル端末はどこまで進化するのでしょうか。

鍵は不要 指輪でドアロック!拡大するウエアラブル端末

3月15日に新たな機能が発表されたのは指輪型の決済端末「EVERING(エブリング)」。

今日から新しく追加された機能を今から試してみます。

閉まっているドアにリングをかざすと解錠することができます。

ドアの内側と外側に専用の機器を後付で設置。エブリングと連携させればかざすだけで鍵を開け閉めすることができます。

EVERINGの津村直樹取締役。

外出時に必ず持ち歩くもので鍵やカードがあるが、鍵を開け閉めすること以外使い道がない。

ずっと持ち歩く必要がないものを1個ずつ減らすのが快適になる方法。

エブリングはコンビニやスーパーなどVisaのタッチ決済が可能な店で利用できるキャッシュレス決済端末として去年5月に登場。売れ行きは好調だといいます。

決定的に他の商品と違うのが充電がいらない

身に着けておくだけで大丈夫なことが安心して使ってもらえるポイント。

交通系ICカードと同様にリングのICチップが決済端末の発する電波に反応する仕組みのためリング側の充電は不要です。

万が一、紛失した場合はアプリから利用を停止できることも好評だといいます。

今後はコンサートの電子チケットなど新たな機能を追加する予定です。

「スマホではなくリングにする意義は?」

すべての情報がスマホに入りすぎている。位置情報や趣味など。

それに一定の嫌悪感を示す人がいる。

スマホでできることの一部をイヤホンや時計に機能を分散する流れがある。

こういったものがあってもいいのではないか。

ウエアラブル端末をめぐってはソニーが常に着用することを想定した穴開きの新型イヤホンを先月発売。

手首につけるだけで健康管理ができるスマートウオッチも売り上げを伸ばしています。

現在およそ3,000億円の国内の市場規模は2025年にはおよそ5,000億円まで拡大すると見込まれています。

富士キメラ総研の山田英吾さん。

音楽鑑賞やゲームなどアミューズメントや趣味の使い方からヘルスケア用途、健康管理といった使い方が広がりつつある中で電子タトゥー・スマートシューズ・マスク装着型、いろいろな形でデジタル化が進んでいく。

-ビジネス関連, ワールドビジネスサテライト
-, ,