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[WBS]家族を接待する入社式!?狙いは新入社員の離職減少!

ワールドビジネスサテライト(WBS)

4月1日は新しい元号の話題で持ち切りでしたが、新年度の始まりというこで制度もいろいろ変わりました。

国民健康保険の保険料や国民年金の支給額が引き上げられたりましたが、中でも注目なのが4月1日から施行された雇用に関する2つの法律です。

改正出入国管理法は新たな在留資格を設けて、外国人材の受け入れを拡大をするもので人手不足が深刻な14の業種で最大およそ34万人の受け入れを見込んでいます。

そして2つ目。

70年ぶりの大改革と謳われているのが働き方改革関連法です。

残業時間の上限規制が始まり、これに違反した場合は事業所に懲役や罰金が課せられます。

これは長時間労働に歯止めを掛けるのが狙いということです。

このように新年度から働き方が大きく変わる中、ある企業では新入社員に長い間働いてもらおうとユニークな入社式が行われました。

株式会社エスクリ

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一見、結婚披露宴のようですが…

本日は私たち新入社員の入社式にお越しいただき、ありがとうございます。

これは結婚式の企画や運営などを手掛けるエスプリの入社式です。

入社式

新郎新婦だけでなくサービスをするのも新入社員。

そして、招かれているのはなんと新入社員の両親や兄弟です。

エスクリの渋谷守浩社長は、

みなさんのお子さんがおもてなしする結婚式を楽しんでもらえればと思う。

少しぎこちないながらも料理を運ぶわが子の姿に思わず涙ぐむお母さんも。

新入社員の弟は、

早起きしてえらいと思った。

新入社員の母は、

人生の大切な時間に携わる仕事につくことをうれしく思う。

入社式の狙い

新入社員の初仕事ぶりを家族と共有する実践スタイルの入社式。

その狙いを聞いてみると、

ウェディング業界やサービス業界はブラックや厳しいというイメージを持つ人も多いが、子どもがそういう業界に入ったのではないことを見てもらうために企画した。

親族に祝ってもらって入社することで辞めずに頑張れる新入社員もたくさんいるので、そういうきっかけになればいい。

一般的に離職率が高いとされるウェディング業界。

あの手この手の工夫でこの会社は離職率を低く抑えているといいます。

仕事を学んだ社員が辞めることほど残念なことはない。

離職率を下げることは業界の課題だ。

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