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[WBS]イギリス エリザベス女王!在位70年の経済効果は?

2022年2月8日

ワールドビジネスサテライト(WBS)

2月6日に在位70年を迎えたイギリスのエリザベス女王の最新の様子です。

ここに映る赤いボックスで新聞や報告書を秘書から毎日受け取ってきました。イギリス国内だけでなく、世界的にも人気が高いエリザベス女王だけに一連の祝賀行事はイギリス経済にとっても大きな意味があるようです。

イギリス エリザベス女王!在位70年の経済効果は?

日本時間午後9時。イギリス・ロンドン。

ロンドン支局の中村航記者。

エリザベス女王の在位70年を祝い祝砲がいま放たれました。ここから記念べき1年のお祝い事が本格的に始まります。

在位70年、プラチナジュビリーを迎えたエリザベス女王。イギリス史上最長の在位期間を更新しています。

6月にはパレードも予定され、お祝いムードはピークを迎えます。

王室の研究家は…

バッキンガム大学のジェーン・リドリー教授。

明確な収束かは分からないが、この祝いがコロナの終わりの象徴と期待されている。

ロンドン中心部の土産店ではお祝い商品がずらり。

こちらの皿は3,100円。

このキーホルダーは1,100円です。

土産店のアクバルさん。

例年は200ヵ国の観光客が来る場所だし、女王の祝いならなおさらだ。

コロナ前には年間4,000万人の外国人観光客がイギリスを訪れましたが、去年は770万人に激減。

しかし、今月には入国時のコロナ検査が廃止される予定で、観光誘致への期待がかかります。

大和総研 ロンドンの菅野泰夫リサーチセンター長。

この4ヵ月はお祝いムードになる。

先食いして4月5月にもインバウンドや売上げ効果が出てくる。

大和総研の菅野さんの試算では最高のシナリオで2兆8,000億円ほどの経済効果が見込まれています。

さらに注目はコロナ禍で使い道がなく増えた民間の余剰貯金30兆円。この行方次第ではもう一段上積みの可能性も。

コロナで意気消沈の宿泊業、レストランが盛り返す可能性はある。

その意味でもジュビリー(在位70年祝い)の経済効果は大きいと思う。

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