株式会社ドウシシャ
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家電業界の最新儲かりキーワード。
続いてのはワードは「個電」。
これまでは一家に一台だった家電。
ところがそれが今や一人に一台、つまり個電の時代になってきているらしい。
それがパンを1枚だけ大事に焼いて絶品のトーストに仕上げてくれる1枚焼きの「三菱ブレッドオーブンTO-ST1-T」。
そして台所の洗い物をまとめての食器洗い機も一人暮らし向け食器洗い機も。
エスケイジャパンの「食器洗い乾燥機 Jaime SDW-J5L」.
さらにこちらは…
歌声の音漏れを防いでくれる一人カラオケ専用マイク、E&Kの「一人deカラオケDX」なんてものも。
そんな中でも特に売れている個電を東京・品川区のドウシシャという会社が作っている。
家電事業部の大橋元さん、どんな個電で儲かっているんですか？
こちらになります。
何ですかこれは？
加藤さん、これ何だか分かりますか？
1番洗濯機、2番掃除機、3番エアコン。
折りたためる洗濯機なんです。
ドウシシャ自慢の個電はその名の通り「折りたためる洗濯機」。
ハンドルもついて持ち運びもできます。
使い終わったら折りたたんで付属のバンドで縛れば縦置きもできるので収納場所に困らない。
「売れてるんですか？」
発売して約3ヵ月で1万台ほど販売してます。
非常に大ヒットになっています。
この折りたためる洗濯機、使い方は簡単！
洗濯物と水を入れたら洗剤を投入して、スイッチをオン！
これでOK。
選択時間は10分間。
大きな洗濯機を使うにはちょっとという小さなマスクやフキン、ペット服など毎日洗いたいという人に人気なんです。
しかし発売に至るまでにはある問題が！
それはサイズが小さいのでモーターの回転する力が弱く、なかなか汚れが落ちなかった。
最初、モーターのパワーを上げようと検討したんですけど、これ以上モーターを大きくできなかった…
パワーを出すには大きなモーターにうる必要が！でもそれだとコンパクトな折りたためる洗濯機が売りにならない…
試行錯誤の結果、大橋さんたちはパワーがなくても汚れが落ちる方法を編み出したのだ！
衣類が回転している時間と止まっている時間を検証して、8秒回転の4秒休み、これがベストな回転時間。
8秒回転、4秒静止にするとちょうどいい水のかき混ぜ具合になって弱いモーターでも汚れが落ちやすいらしい。
本当なのか試してみることに。
ケチャップがこんなに！
「これ伸ばしちゃっても大丈夫ですか？」
伸ばしても大丈夫です…
ちょっと不安げな様子の大橋さん。
「こんななっちゃっても大丈夫ですか？」
大丈夫です…
洗濯機を回すこと10分。
お洗濯終了。
「そこから水が、カップ焼きそばみたい。」
汚れた水はカップ焼きそば方式で捨て、すすぎをする場合はまた水を入れて10分間回します。
脱水機能はないので手絞り。
汚れは落ちているのでしょうか？
取れてます！良かったです。
安心しました。
宣言通りキレイに！さすが大橋さん。
ちょっと不安でした。
この折り畳める洗濯機、キャンプや出張に持っていく方も多いんだとか。
ドウシシャは個電でがっちり！
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