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[がっちりマンデー]超巨大小売チェーン「ドン・キホーテ」を大特集!(3)[株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス]

ドン・キホーテ!

今バカ売れ中!ドンキののお店!

1兆円儲かる秘密⇒売り場は日本すぎ

絶好調のドン・キホーテの中でもあんまり知られていないけど実はどんどん売上げを伸ばしているお店があるという。

それが海外のお店。

2006年にハワイに海外1号店をオープン後、現在アジアに30店舗、アメリカに60店舗を展開中。売上げは1,690億円。

どうしてそんなに儲かっているのか?

なんでも海外のドンキは売っているものが日本と全然違うらしい…

ドン・キホーテの1兆円儲かるヒミツ
海外のお店は「日本すぎ」作戦

こちら香港のドン・キホーテ「DON DON DONKI Amoy Plaza」。

大勢のお客さんで賑わっていますが、そのお目当ては…

イチゴ。それも日本の福岡や熊本県産。

マスクメロンは静岡。

肉売り場は近江牛のすき焼き肉。

そう、海外のドン・キホーテで売っているのはおいしい日本の食材。

これがものすごく売れていて儲かっている。

その人気の理由の一つが海外なのにお値打ち価格ということ。

安さそしておいしさには一体どんなカラクリがあるのか?

その秘密を求めてスタッフがやって来たのは東京・豊洲市場。

朝7時、なにやらスマホを使いリモート先と話をする2人の男性。

生シラスが今日入ってます。


スクエア2が1。


スクエア2が1!

こちらの威勢のいい方は仲卸業者さん、そのお隣の方がドン・キホーテの方でリモート先の画面に映っている方もドンキの方なんですが、繋いでいる場所はなんとシンガポール。

そう、こちらの作業…

ドン・キホーテ
PPIH海外事業MD
渡辺和博さん

海外在住現場の仕入れ担当者とリモート商談しています。

そう、日本のドンキの担当者を介し、豊洲の仲卸業者と海外ドンキの鮮魚担当者がリモート商談しているんです。

でも、品定めはどうするのか?

すると…

この大きさなんで。


いくらですか?


かなり大きいので10年モノ。

そう、スマホで映して見せる。

今ねウニちょっと見せます。選んでください!

目視すべき細かい部分は豊洲のドンキ担当者がチェックし、さらにリモートで海外の担当者がチェックし、その場で即決。

この日、シンガポール、香港、タイの担当者が朝7時から順番にリモート商談。

で、それらが終わったら急いで梱包。市場から直で空港に持っていく。

山治
山﨑康弘社長

まとめる時、変なのが出たら取り替えなきゃいけない約束がある。
品質にうるさいんで。

ドン・キホーテ
PPIH MDサポート部フレッシュフード
天内英樹さん

いやいやいやいや。

もう分かりますよね。このスピード感がすべての秘密。

日本から海外へ間にほかの業者を挟まず全部ダイレクト!

だから手数料などもなくお安くできる!

もちろん早く届くから安心・安全で美味しい。みんなうれしいってことなんです。

別の日、千葉県成田市では…

おいしいですね。


めちゃくちゃおいしい。

輸出を検討中のイチゴの商談。海外のドンキで売れるイチゴはとにかくアレが大事だった。

海外で売れるイチゴとは?

ドン・キホーテ
PPIH MDサポート部フレッシュフード
大橋芳彦さん

甘さに特化した品種。

そう、とにかく甘い事。

しかも海外の場合、形も色も気にしない。とにかく甘さなんですって。

イチゴも甘さにこだわるドンキさんですが、ここ成田市に来た理由は甘さ以外にもう一つ。

それが場所!

実はこのイチゴハウス、運営しているのがJAL。

ってことは…

ドン・キホーテ
PPIH MDサポート部フレッシュフード
大橋芳彦さん

成田空港、成田市場に至近距離。朝採れたものを輸出市場からすぐ運べる。
スピード!

成田市で採れたてイチゴを成田空港からJALの飛行機に乗せてなるべく早く海外のドンキに届けたい!

吉田直樹社長、海外展開まだまだ伸びそうですね!

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