がっちりマンデー!! ビジネス関連

[がっちりマンデー] この人が決めてます!商品や値段のスゴイ決め方!(2)

2019年8月4日

この人が決めてます!商品や値段のスゴイ決め方!

株式会社ドン・キホーテ

[blogcard url="http://www.donki.com/"]

続いては全国に380店舗以上ある儲かりチェーン「ドン・キホーテ」のこの人が決めてます!

やって来たのはドン・キホーテ新宿店。

ここで決めている人とは?

店長の村越と申します。

村越店長が何を決めているんですか?

私ではなくて商品選定や価格設定などは売り場の責任者が全て決めております。

普通のチェーン店は何を売るか、いくらで売るかは本社が決めて、支店はその決定に従うことが多い。

でも、ドン・キホーテでは本社でもなく支店長でもなく、寝具売り場では藤田さんが、食品売り場では東さんが、とそれぞれの売り場の定員さんが何を売るのか、いくらで売るのかを決めているんです。

実はこの店員が決めるというのがドン・キホーテの儲かりのヒミツ。

角田雄大さん

化粧品売り場担当の角田雄大さんがこれから商品の取引会社さんと商談とのこと。

取引会社さんからの売り込みはリニューアルした5種類の香りの柔軟剤。

ドンキは圧縮陳列。

売れ筋を2品番に絞って。

この2品ですね。

分納で初回10ケース・10ケース。

途中プラス10ケース・10ケースで仕掛けましょう。

店員の角田さん、商談開始からわずか3分で納品の数や日程を決めちゃった!

化粧品で。

続いてはクレンジングオイルが余っているので50ケース買って欲しいというお願いが。

原価いくらまでみれます?

285円。

285円。

今の換価だと無理じゃない?

そうっすね。もうちょい下げますか。

1個あたりの仕入れ値が285円だと高いという角田さん。

ここで決めるんだったら。

いますぐここで決めることを条件にギリギリの値段交渉。

270円。

268円。

268円でいきますか。

268円でお願いします。

ちょっと厳しそうな感じですが角田さん間髪入れずに即決!これまた早い。

この場で大体決めちゃいます。

スピード感が何より大事です。

取引会社は、

ドン・キホーテは店の売り場自体を全部店員が自分でコントロールできる。

ここで話したことがすぐ明日にも売り場に具現化される。

僕たちもすぐ納品できて、すぐ実績をお店で見られる。

なるほど、早くその場で決まれば結果が出るのも早い!

だったらちょっと難しい値段交渉にも応じてくれるってワケなんですね。

お願いします。

次、お願いします。

わかりました、お願いします。

それもお願いします。

スピード命。ガンガン決めて行く角田さん。

「もし売れなかったらどうするんですか?」

売れなかった場合は今のお値段がお客様と合っていない。

反省点で出てきます。

もっと安く提供する時もあります。

「値下げも自分で決められるんですね。」

現場が決めるを徹底したドン・キホーテ。

小島裕二さん

医薬品担当の小島裕二さんは、

アルバイト。

なんとアルバイトの小島さんも決める人の一人!

こちらの棚が全部、僕が決めている棚になります。

レジの前にある棚の商品を種類や値段は全てアルバイトの小島さんが決めているとのこと。

実はここ外国人に人気の薬を集めた、いわゆるインバウンド棚らしいのですが、よく見ると頭痛薬の隣にニキビの薬があったり、目薬の隣にはのどの薬があったり、こちらには肌荒れの薬、歯磨き粉、カゼ薬が並んでいる。

小島さん、商品の並べ方がバラバラ過ぎませんか?

例えば韓国人のお客様だと1番聞かれるのがペアアクネ・ニキビの薬。

その次が頭痛薬・アスピリンを一緒に聞く方が多かったのでこの並びにしました。

中国だと目薬のFXを買う人が多くて、その流れで龍角散を買う人が多い。

アルバイトの小島さん、どの国の人が何を興味があるのかを細かく把握、国ごとに商品を並べているのです。

現場に一番近い人が一番早く全部決める!

だからドンキホーテは、

がっちり!

ってワケなんですね!

[blogcard url="https://lovely-lovely.net/business/kura-corpo-8"]

[blogcard url="https://lovely-lovely.net/business/donki-3"]

[blogcard url="https://lovely-lovely.net/business/daimaru-matsuzakaya"]

-がっちりマンデー!!, ビジネス関連
-,