森の中にあるレストランに多くのお客様が訪れます。
その目的は主婦が作る家庭料理なんです。
実はその家庭料理、主婦の気分で作られていました。
森の家庭料理レストラン
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のどかな田園風景が広がる茨城県茨城町。

その森の中にある一軒のレストラン。

こちらの料理人、実は料理好きの地元の主婦たちです。

一人一人が気分で料理を作っているといいます。

本当に気分で、気分と食べたいもので決まります。

「メニューは本当に気分次第?」
気分次第ですね。

主婦の気分次第の料理になぜかお客様が集まっていました。


主婦の気分メニューが食べられるのは森の家庭料理レストラン。

週末のランチ時には開店前から50人以上が並ぶ人気ぶりです。

人気の理由
一体何が魅力なのか?
口当たりが全然違いますよね、朝どれ野菜は。

ここに来ると体の中からきれいになる感じ。

野菜はいっぱい食べるようにしています。

お客様のお目当ては朝どれの新鮮野菜。

鮮度抜群の野菜を惜しげもなく使った料理など80品目以上が並びます。

ピーマンのナムル。

さつま芋とリンゴのかぼす煮。

そんなバラエティーに飛んだ料理が時間無制限の食べ放題です。

それぞれの料理のそばに添えられたカードには作った主婦の名前も書いてあります。

主婦の料理
和え物が得意だという山本真美さん。

山本さんの料理目当てのお客様も多い。
励みになります。

こちらは天ぷらが得な長津美佐子さん。

その日に来た食材を見て考える。

一人一人がその日来た食材を見て気分次第で料理を作ります。
それがお客様に受けていたのです。
10回くらい来てます。

おいしいの。

主婦の気分任せという大胆なアイデアを思いついたのが唯一のシェフ、田村勇人店長。

お母さんたちが自分の家で作っている料理をここで、そのまま出してもらえればそれが魅力になる。

主婦を全面に押し出す戦略で年間およそ1億円を売り上げるレストランとなりました。

あの山本さんがお客様に呼ばれました。

水にさらしてしまうと水っぽくなってしまう。

お客様にレシピを聞かれていたのです。

すると店を出たお客様たちがどこかに向かいました。

JA全農いばらき ポケットファームどきどき茨城町店
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実はこのレストラン、ポケットファームどきどきという施設の中にあります。

中には直売所もあり、新鮮な野菜が県内外から届けられレストランにも使われています。

先程レシピを聞いていたお客様が早速キャベツをお買い上げ。
おいしかったですね。シャキシャキして。

直売所にもお客様が集まり、レストランにもお客様が来る。
主婦の料理が大きな経済効果を生み出していました。
さらにこちらポケットファームでは子どもたちが動物と触れ合える。

施設内にミニ動物園があり、子どもたちがエサを与えていました。

実はこのエサ、レストランで出た野菜くずです。

さらにその動物たちの堆肥を使った自社農場まで。

畑の野菜をレストランで使って、その端材を動物が食べて、動物の落とし物が畑に戻る。

循環型のレストランですから。
