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[WBS] 【THE行列】ジオラマカフェ

2016年3月28日

ワールドビジネスサテライト(WBS)

ミニチュアワールドカフェ

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愛知県東部の豊川市、商売繁盛のご利益で有名な豊川稲荷や参拝客のお供「いなり寿司」が有名です。
市内から5kmほど離れた場所にある「ミニチュアワールドカフェ」。

2015年10月にオープンしたばかりの人気のお店です。

週末はいつも満員になるほどお客様でいっぱいです。
多い時で10人ほどの行列ができます。

このお店の特徴は「ジオラマ」。

圧巻なのが壁一面に作られたジオラマ。
その大きさは幅10mにもなりアルプスの山並みとスイスの町並みを再現して、さらに鉄道模型がその中を走ります。

お客様が座るテーブルにもジオラマが埋め込まれていて、「雪国」や「昭和の下町」など、その数は16種類。

30分に一度、店内の照明が落とされジオラマの該当や住宅に明かりが灯り「夜景」を鑑賞することもできます。

お客様の多くが子供連れ。
お子様や孫と一緒に楽しめるのが、ミニチュアワールドカフェの楽しさです。

我が家の息子も連れて行ったら絶対に喜ぶと思います。

最も混雑するのはランチタイムで、その次が朝。
愛知県らしくモーニング目当てのお客様がいらっしゃるそうです。

ミニチュアファクトリー株式会社

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ミニチュアワールドカフェを作ったのがミニチュアファクトリー株式会社の平本幸正社長。

飲食店の経営はミニチュアワールドカフェが初めてです。

当社は建築の模型を作るのが本業だが、技術を生かして新ビジネスができないかと

ミニチュアファクトリー株式会社は住宅を建てる前に完成形をイメージしやすくするための模型を製作しています。

しかし近年はCGが良くなり、模型からCGに置き換わりつつあります。
模型の受注は減少して、赤字の月もあるそうです。

そこで新たな収益の柱として考えられたのがジオラマカフェです。

展示する模型は模型職人60人が仕事の合間を使い、1年半かけて製作したそうです。
目論見は当たり、ミニチュアワールドカフェは大人気。

さらにお店の入り口の床には今月中にフランスの凱旋門からのびるシャンゼリゼ通りが置かれる予定です。
テーブル席のジオラマも新しい物に順次入れ替えていくそうです。

ミニチュアワールドカフェのある建物は、数年前に廃業した結婚式場。
まだ使用されていないスペースも多く、将来的にはジオラマ博物館を検討しているそうです。

名古屋店、できれば東京、大阪、福岡とどんどん作っていきたい。

ミニチュアワールドカフェでは2つの戦略がされています。

1つは写真。
お客様が店内の写真をブログやSNSに投稿して頂くことで広告宣伝費を削減して宣伝を行うこと。

もうひとつが座席料金制。
1時間450円の料金が飲食をすると無料になります。だからお客様の多くは1時間以内にお店を出て行くそうです。

大阪店ができたら息子を連れて行ってあげたいと思います。

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