DESIGN TOUCH 2016
[blogcard url="http://www.tokyo-midtown.com/jp/event/designtouch/"]
東京ミッドタウンで10月14日から始まった「デザインタッチ2016」。
デザインにこだわった製品や伝統工芸品などを敷地全体を使って展示しています。
中でも異彩を放つのが屋外に設置されたカーテン「カーテンウォールシアター」。
実はハイテク技術が使われています。
大浜平太郎キャスターによると
脳波をキャッチする機械を頭に付けています。
頭に取り付けた装置で脳波の状態、つまり集中レベルを測定します。
その脳波の動きに連動して張り巡らされた84枚のカーテンが一斉に動く仕組みです。
「最新テクノロジーの可能性を提案する」というコンセプトで作られました。
ソフトバンク株式会社
[blogcard url="http://www.softbank.jp/"]
ハイテク製品を打ち出すブースはほかにもあります。
今回、初めての参加となるソフトバンク株式会社です。
通信会社でもあるソフトバンク株式会社は様々な企業のIoT製品作りをバックアップしています。
サービスプラットフォーム戦略・開発本部の近藤正充担当部長は
いろいろなIoT商品を皆さまにお届けできるようにしたい。
ソフトバンク株式会社がこのイベントに力を入れる理由、そこには一般消費者が「IoTの魅力をほとんど理解していない」という危機感がありました。
街の声
IoT?分からない。
IoTはあれば便利な世の中にあるのではという、漠然としたイメージはあるが、すぐに思い出せない。
あまり浸透していないと思う。名前先行な感じがする。
サイバーブレーンジャパン株式会社
[blogcard url="http://www.softbank.jp/"]
IoTを普及させるために企業は製品のあることにこだわりました。
磁力を使って宙に浮くスピーカー「Mars空飛ぶスピーカー(5万6,160円)」。
音を出すのはスマートフォン経由です。
あえてデザインへの「こだわり」を全面に押し出しました。
「デザイン性が面白い、なぜデザインにこだわったのか?」
サイバーブレーンジャパン株式会社のビジネス応用開発推進室の黄政驥室長は
ネットとつながるということだけでなく家の雰囲気などを大事に考えてデザイン性のある商品にした。
「機能」だけでなく、「デザイン性」を高めることで消費者にIoTが馴染みやすくなるのでは?と期待を寄せています。
Tomofun株式会社
[blogcard url="http://www.furbo.com/jp/"]
一方、まるで空気清浄機のようなカタチをした製品ですが、
「これは何か?」
Tomofun株式会社の布施健社長は
ワンちゃんとコミュニケーションがとれる。ポイントはおやつが飛び出てくる。
「Furboドッグカメラ」は遊び心を加えたエサやり機です。
スマートフォンを使い離れた場所からペットにエサを与えることができます。
有限会社nendo
[blogcard url="http://www.nendo.jp/"]
開発中の製品、日本酒のための貯蔵庫「日本酒セラー」です。
スマートフォンを使用して遠隔地から庫内の温度設定が可能。
360度、背面がないデザインが特徴だといいます。
デザインに関わった有限会社nendo、デザイナーの佐藤オオキさんです。
佐藤オオキさん、IoTのデザイン性を高めることで大きな可能性があるといいます。
IoTは技術ありきで商品開発が進んでいるが、エンドユーザーは「生の技術」を突然与えられても、どう日常生活に取り組んでいいか分からない。デザインは「接着剤」のような役割を果たしてくれるのではないか。
ソフトバンク株式会社
[blogcard url="http://www.softbank.jp/"]
ソフトバンク株式会社の近藤正充さんも今までにないアプローチがIoT普及のカギだと話します。
2040年にIoTデバイスが「1人当たり1,000個」所有しているイメージ。デザインが良かったり「かわいい」「これ欲しいな」という点から見てもらい、良さが分かってもれるのではないか。