株式会社ダイクレ
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広島カープも絶好調の広島県呉市の株式会社ダイクレ。
人事部の濱崎です。
社長は?
今日は社長が不在なので、私が対応させていただきます。
社長のピンチヒッター、総務人事部の濱崎正弘部長。
ちょっぴり緊張気味?
地面ビジネス
どんな地面ビジネスを?
皆さん、毎日目にしている!日本全国どこに行っても使われています。
よく目にするものって何だろう?
グレーチングと言います。
道路の排水口などにかかっている金属の格子状のフタのことをグレーチングと言います。
我が社はこのグレーチングでがっちりです!
株式会社ダイクレはグレーチングで国内4割のシェアを誇るトップメーカーです。
年商はなんと177億円。
株式会社ダイクレの特徴
何が他のメーカーと違う?
見た目はほとんど変わらない。これを作る技術力。創業以来グレーチングを作る設備は自社で開発しています。
株式会社ダイクレは日本で初めてグレーチングを作った会社。
創業者の山本茂は、あの戦艦大和に携わった技術者の一人です。船の中で使われるグレーチングを考案したのが、そもそもの始まり。
グレーチング製造工場
製造の秘密を探るべく、グレーチング製造工場へ。
するとグレーチングの置物のプレゼントでお出迎えです。
皆さん、がっちりマンデー!!の大ファン。
ダイクレ興産株式会社の湯木龍正さんは
いつも観ています。首を長く待っていた。
いつか出ると思ってました?
思ってません!こんな日が思ってなかったです。
目立たないですもんね?
下に敷いてあって目立たないけど、影の力持ちなんです。
いえいえ、とってもグレート、いやグレーチングな力持ちです。
その滅多に見られないグレーチングの製造現場を見てみます。
溶接
建材・環境事業部の田所通夫工場長によると
こちらの機械がグレーチングの溶接機です。
細い金棒が、ビッシと溶接機に並べられています。
何本も横に並んでいる金属の板に、1本1本電気で加熱しギュッと押し込みながら金属に溶接。
こうして、あの美しい格子が出来上がります。
実はこの美しさに株式会社ダイクレの画期的な発明があります。
ツイスト型グレーチングと言いまして、ねじった棒を溶接してグレーチングを作っています。
確かに良く見るとねじれています。
ねじってあるから、上を歩くときに滑りにくい。
しかも、
溶接する上で電流を流す。ねじらないでやると非常に電流が流れにくく溶接がしにくい。
ねじってあると金属と金属が点で接するので、電気の力が集中的に伝わり、素早く溶接できます。
発明は他にもあります。
格子のスパン
元々の当社のグレーチングは格子のスパンが10cm、それを5cmに変更した。
10cmの幅を5cmにして、ベビーカーや自転車も通過できるようにしたのも株式会社ダイクレが最初です。
これってそんなに難しい?
10cm間隔だと横棒60本、5cm間隔だと120本、生産性が倍がかかってしまう。
単純に倍にしたら生産性はダウン。
そこで同じ時間で倍の数を溶接できるように設備から開発。
常に先行しているんですが、時間が経つと真似されるので常に一歩先を見据えて色んな新商品を検討しています。
ハイヒールでも引っかからないように目を細くした「細目グレーチング」。
繊維強化プラスチックを使って、とにかく軽量化した「ファイバーグレーチング」。
少し代わった形状の格子のタイプ、実は畑に鹿が近付けないようにしたグレーチングで鹿が踏むと蹄に違和感を感じるようになっているそうです。
じゃあ次は?
教えられません!
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