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[WBS]換気・先読み・空気清浄!売れ筋は高性能エアコン[ダイキン工業株式会社]

2021年9月6日

ワールドビジネスサテライト(WBS)

新型コロナの感染拡大で自宅で過ごす時間が増える中、家の中での換気対策への関心も高まっています。

そんな中、エアコン大手のダイキンが換気機能を強化した新たなエアコンを発表しました。

これまでの換気ができるエアコンとは一体何が違うのでしょうか。

ダイキン工業株式会社

[blogcard url="https://www.daikin.co.jp/"]

こちらがエアコン売り場です。いま本当に種類が豊富なんです。

都内の家電量販店「ビックカメラ池袋本店」、一体どんなエアコンが売れているのでしょうか。

ビックカメラ池袋本店の板橋智裕さん。

平均単価も1万円前後上がっている。

在宅時間が増えているので年間を通してエアコンを使う人は多い。

買い替え需要は増している。

コロナ禍で高性能なエアコンが売り上げを伸ばしているといいます。

人気なのが三菱電機 霧ヶ峰 Zシリーズ。

「特徴は?」

AIが自動で運転してくれるのがひとつのポイント。

エアコンに付いているセンサーを使いAIが人の行動などを学習。

AI自動モードにしておけば人が動き出し暑くなる前に冷房、湿度が上がってきたら除湿といった具合に室内の状態を先読みして運転モードを切り替えてくれます。

その他にもコロナ化を反映して空気清浄機との一体型が売れています。

パナソニック ナノイーX Xシリーズは特殊なイオンを部屋に放出。

菌やウイルス、花粉などを抑制する効果があるといいます。

そして今一番注目されているのが換気ができるエアコン。

室外機で新鮮な空気を取り込み、部屋の中に空気を送り込む。

そんな中、ダイキン工業が9月6日に発表したのが新たな換気機能を搭載したルームエアコンです。

ダイキン工業の空調営業本部長、舩田聡専務。

空気の質に関するお客様のニーズは変化していて、ルームエアコンに求められるものも換気・清潔機能がより強くなってきている。

リモコンの換気ボタンを押すと…

排気換気が「入り」に設定されました。

室内の空気を吸い込み、室外機から吐き出す排気換気機能です。

これまでもダイキンのエアコンには換気機能が付いていましたが、室外機から外の空気を取り入れ、室内に送り込む給気換気でした。

今回の新機種はその逆。室内の空気を吸い込み。室外機から吐き出す排気換気を搭載しているのです。

ダイキン工業の岡本高宏主任技師。

このホースをいかして部屋の空気を外に出す機能を設けた。

室内の空気を室外機に送り出すホースをサーモグラフィーで見ると画面が赤くなり、室内の熱気を吸い出しているのが分かります。

このためエアコンを付けた直後に室内の熱い空気を排気し、冷房が早く効くようにすることも。

ダイキンは在宅時間の増加で室内換気への意識が高まっていることから新たな排気換気のニーズは高いと見ています。

販売目標は年間24万台。

排気と言えばダイキンというブランドをさらに高めたい。

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