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[WBS]多くの人の悩み"薄毛"!非接触で発毛促進!?[Dクリニック]

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男性でも女性でも悩みを抱えている人が多い薄毛。

街中でも薄毛治療専門のクリニックの看板を見かけることが多くなりましたが、診察時間が限られているなどの理由から通いにくいという声も少なくないそうです。

また新たな治療法を生み出すための研究も加速しています。

Dクリニック

[blogcard url="https://www.d-clinicgroup.jp/"]

薄毛治療などを専門に展開するDクリニックは11月16日に日本医科大学と共に発毛に関する新技術を発表しました。

それは非接触で頭皮を刺激し、発毛を促進する技術です。

発毛に効果があるとされる成分「ミノキシジル」を頭皮に塗り、そこに非接触で超音波の振動を与えることでミノキシジルの発毛効果を高めるというものです。

Dクリニックの小山太郎CRO。

非接触、感染に対しても安全に使える。

超音波の振動を頭皮に伝える技術の開発にはデジタル技術で社会問題の解決に取り組むピクシーダストテクノロジーズの落合陽一CEOも加わりました。

非接触を使ってやる産業に関しては超音波の研究を昔からやっているので何かニーズがないかと、非接触で傷病治療や発毛を手伝えないだろうかと。

富士経済の調べではスカルプケア・発毛市場の規模は右肩上がり。今年は1,050億円に上るとみられています。

街中ではAGA(男性型脱毛症)の看板が多く見られるなど薄毛治療のクリニックも増えています。

こうした中、新たなサービスが…

自身も薄毛で悩んだ過去を持つ中山詩文さん。

ソラリウムの中山詩文代表取締役。

毛の生え際の部分が当時はもう少し薄く細くなっていた。

当時お付き合いしていた女性に「薄くなってきたんじゃない?」と。

そこから人の目が気になっていった。

中山さん自ら立ち上げた医療ベンチャー「ソラリウム」で10月からあるサービスを開始しました。

LINE上で診察の予約から診察・決済・処方まで一貫してできる。

初診から薬の処方まで全てオンライン上で完結できる「delling(デリング)」というサービスです。

まず患者はLINE上で悩みを相談。その後、薄毛治療の専門知識を持つ医師の診察をオンラインで受けることができます。

名古屋にあるクリニック「めいほう睡眠めまいクリニック」。医師とオンラインで向き合っていたのは20代の男性です。

どの辺が気になるか見せていただけますか。

この際の辺りです。

遺伝的なことを考えてもAGA(男性型脱毛症)と考えていいと思う。

薄毛治療の多くで触診は必要なく、画面を通じて髪の毛の状況などを確認します。医師は状況を見て薬を処方。患者のもとに薬が郵送される仕組みです。

また一般のクリニックでは時間が限られ、薬の副作用など説明しきれないケースがあるといいますが、このサービスではLINEを通じて処方後のアフターケアに力を入れているといいます。

患者は…

ちょっと恥ずかしい。実際に医療機関に行くとなると。

先生以外には見られないのでオンラインはハードルが低いと思う。

さらにこんなメリットも…

北海道に住んでいるが近くに簡単に行けるところがない。

デリングの登録者数は300人ほどですが来年には1万人を目指します。

今後さらにユーザー目線でアクセスしやすいサービスが増えれば市場はポジティブになっていくと思う。

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