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[がっちりマンデー]100周年企業!(2)[株式会社サクラクレパス]

2021年6月27日

100周年企業!

株式会社サクラクレパス

[blogcard url="https://www.craypas.co.jp/"]

祝!儲かる100周年企業!

続いての日本が誇るがっちり企業は…

大阪に本社を構えるサクラクレパス。

「おはようございます!」

どうもいらっしゃいませ!

サクラクレパスの5代目、西村彦四郎社長。

「赤坂の虎屋の羊羹です。」

薄いですね、羊羹にしては。

あ~あ、社長に一本取られました。

では、100年やってきた分厚いお仕事を教えてください。

クレパス、クレヨン、絵の具と言った画材と筆記具などを作っている文具メーカー。

皆さんも子どもの頃に使ったことがあるはず。

サクラクレパスのクレヨン、クレパス、そしてクーピーペンシル。

年商387億円の文具メーカーです。

100年前からクーピーペンシルを?

一番最初はクレヨンです。

当時クレヨンは輸入品で非常に高いものでみんなが使えなかったので安くて品質のいいクレヨンが欲しい。

クレヨンを作り始めたのがサクラクレパスの始まりです。

1921年、高級品だったクレヨンを子どもたちが使いやすい商品として作ったのが始まり。

そして会社をグッと成長させる大きなきっかけとなったのが。

クレヨンのような描きやすさとパステルの発色のきれいさを合わせてクレヨンのクレとパステルのパスでクレパス。

それが大き会社の成長につながりました。

クレヨンは顔料にロウを混ぜているので硬く紙面を塗るのには向かないという弱点が。

そこでサクラクレパスは油の量と配合を変えることで柔らかく広い面を塗れて、しかも色が混ぜられる。

世界初の画材、クレパスを開発したのです。

これは油絵のようなんですがクレパスで描いた絵なんです。

「え~!」

本当に多彩な表現ができる。

これまでになかった画期的な画材クレパスは日本中、いや世界中の子どもたちに広まり、会社は大成長!

そんなサクラクレパスが100年続いたがっちりポイントが、

色の材料となる色材を色々活用していろんな商品を作っている。

サクラクレパスは色材を開発・加工するのが得意!

クレパスの製造現場を見せていただくと…

ロウと油、そして顔料を混ぜて作られる色材。

クレパスの色の数はなんと700色。

使う人が違いの分かる色味にこだわった数なんだとか。

そして肝となるのは色材を固めて成形する技術。

クレパスのもとになる熱々の液体を下から充填。

円盤が回る間に冷やされて固まり、押し出されるとクレパスの形に。

サクラクレパスの大阪工場、井関康人さん、

溶かす温度・冷やすスピード。

その辺が強さ形を決めている。

「半円くらいの距離がちょうどいいんですか?」

この中を冷却水が流れているんですけど、流れすスピード・温度、その辺が全て条件を決めることで、この形のクレパスが出来上がっていく。

そしてクレパスを作る技術が活かされたのが…

全部で色材で、色鉛筆と変わらぬ太さのクーピーペンシル。

色鉛筆は木があって中に芯があるんですけど、クレパスやクレヨンのように全部が色材で全部が芯の色鉛筆。

クレヨン・クレパスの今までの知識が生かされている。

企業秘密なので詳しくはいえませんが色材の配合を変えることで色鉛筆と変わらぬ太さなのに、折れない、しかも直接持っても手に色がつかない、だから鉛筆削りで削れ、消しゴムで消せるという超画期的な色鉛筆の開発に成功!

さらに今まで染料で出来ていた水性ペンを発色性の高い顔料を使ったサインペンにしたり…

さわさらいつまでも書けるインクも開発!

大人用の文具もかなりがっちりらしい!

おかげさまでよく売れています。

100年先も豊かな色彩を描き続けます!

サクラクレパスは色で色々がっちり!

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